俳優の伊藤英明、上白石萌歌、大貫勇輔、古田新太、山本耕史、小澤征悦、人気グループ・なにわ男子の西畑大吾、平野隆監督が18日、都内で行われた映画『KAPPEI』の公開初日舞台あいさつに参加した。 作品にかけて“救世主”についてのトークで、伊藤は「もし、そういうエピソードがあったとしても、この作品でなく、もうちょっと重みのあるトーク番組で話したい…」とぽつり。続けて「なにわ男子のデビュー曲の『初心LOVE(うぶらぶ)』です。きょうは西畑くんに乗っかっていこうと思います」と軽めにトークした。 そして伊藤は「宣伝の中で『KAPPEI』の世界観が『初心LOVE(うぶらぶ)』に合うと思ったんですけど、それを言うと大ちゃんが即座に『違う』と否定する。きょう、パンフレットを見たら『初心LOVE(うぶらぶ)の世界観』と言っている。どういうことだ」とネタの“窃盗疑惑”をぶつけた。 西畑は「やっぱり『初心LOVE(うぶらぶ)』がかわいらしすぎるので、この世界観には合ってないかなと思ったんですけど、『KAPPEIの初心LOVEを描いた作品です』という語呂はよかった。パンフレットの締めに使わせていただきました…」と弁明。そして「『もっとあんな恋がしたくて』という曲が、ちょっとだけ…」とワンフレーズだけ生歌を披露すると会場から大きな拍手が。キレイにトークが終わり、西畑は「みなさんが救世主です。拍手がいただけて、うれしいです」と笑顔を見せて感謝していた。 同映画は、『デトロイト・メタル・シティ』などで知られる漫画家・若杉公徳のギャグ漫画『KAPPEI』(白泉社・ヤングアニマルコミックス)が原作。「1999年7の月、人類は滅亡する」というノストラダムスの予言を信じ、来たるべき終末の世に備えて幼い頃から人類の救世主となるべく厳しい修行に人生を捧げてきたものの、活躍の場を与えられず、その能力を全く必要としない現代の東京に流れ着き、初めて知るピュアな恋心、友情、葛藤、花見、合コン、嫉妬心、遅すぎた青春…を描く。