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俳優の西島秀俊主演、濱口竜介監督の映画『ドライブ・マイ・カー』が、「第94回米国アカデミー賞」作品賞に日本映画として初のノミネートを果たした。監督賞(濱口竜介)、脚色賞(濱口竜介・大江崇允)、国際長編映画賞とあわせて4つのノミネートとなった。現地時間8日、米アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーがSNSなどを通じて発表した。授賞式は現地時間3月27日。 米アカデミー賞では、1952年(第24回)黒澤明監督『羅生門』、55年(第27回)衣笠貞之助監督『地獄門』、56年(第28回)稲垣浩監督『宮本武蔵』、76年(第48回)黒澤明監督『デルス・ウザーラ』(※ロシア映画)、2009年(第81回)滝田洋二郎監督『おくりびと』が、現在の国際長編映画賞に相当する賞を受賞しているが、作品賞と脚色賞へのノミネートはこれまでなく、日本映画史上初の快挙だ。 監督賞ノミネートは1986年(第58回)黒澤明監督(『乱』)以来。国際長編映画賞(旧称:外国語映画賞)へのノミネートは、2019年(第91回)アカデミー賞での是枝裕和監督作『万引き家族』以来。また、日本映画が複数の部門にノミネートされるのは、1986年(第58回)の黒澤明監督作『乱』以来のこととなる。

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  • 映画『ドライブ・マイ・カー』(C)2021 『ドライブ・マイ・カー』製作委員会
  • 主人公の家福を演じた西島秀俊(C)2021 『ドライブ・マイ・カー』製作委員会
  • 濱口竜介監督(C)2021 『ドライブ・マイ・カー』製作委員会

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