女優の小松菜奈が24日、都内で行われた主演映画『余命10年』(3月4日公開)ジャパンプレミアに登壇した。異例の1年間にわたる撮影では、余命10年の女性を演じるにあたって減量に臨んだ小松は「家族との大事なシーンでお腹鳴っちゃったたり『今の誰!?』となると『私だなぁ〜』って思いながら大事なシーンだったので『最後までお芝居しなきゃ』と思いながら」と女優魂を垣間見せた。
原作は、ヒロインと同じく余命10年を生きた小坂流加氏が2017年に発表した同名小説を実写化。二十歳(ハタチ)で難病となり、もう恋はしないと心に決めた余命10年の茉莉(小松)と、生きることに迷い、自分の居場所を見失っていた和人(坂口)のラブストーリー。
撮影後は「抜け殻状態で、燃え尽きた。次の仕事に進めないくらい。自分と役の人生が重なって2つの人生を歩み続けたのが、今までにそういう役はなかったので、大好きな現場でしたし、ここにいるみなさんと大切な作品を作れたのは宝物になりました」としみじみと語る小松。
「病状が悪化していく部分もあったので減量を常にしていた。みんなでご飯を食べることはせず、自分で持ってきたご飯を食べていた。うなぎの差し入れに、いいな…とか」と苦笑。「お腹は鳴っていたけど茉莉の気持ちも、苦しさだったり、いっぱいいっぱいになっちゃう気持ちを減量して自分の身で味わえて、役として消化することができた」と手応えをみせた。
そんな小松の奮闘を思い出し、うるうるきていた原は「みるみる痩せていくから心配になっちゃった。終わったらおいしいもの食べようねと言いながら頑張ったね」とねぎらっていた。このほか坂口健太郎、山田裕貴、奈緒、黒木華、原日出子、松重豊、藤井道人監督が登壇した。
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原作は、ヒロインと同じく余命10年を生きた小坂流加氏が2017年に発表した同名小説を実写化。二十歳(ハタチ)で難病となり、もう恋はしないと心に決めた余命10年の茉莉(小松)と、生きることに迷い、自分の居場所を見失っていた和人(坂口)のラブストーリー。
撮影後は「抜け殻状態で、燃え尽きた。次の仕事に進めないくらい。自分と役の人生が重なって2つの人生を歩み続けたのが、今までにそういう役はなかったので、大好きな現場でしたし、ここにいるみなさんと大切な作品を作れたのは宝物になりました」としみじみと語る小松。
「病状が悪化していく部分もあったので減量を常にしていた。みんなでご飯を食べることはせず、自分で持ってきたご飯を食べていた。うなぎの差し入れに、いいな…とか」と苦笑。「お腹は鳴っていたけど茉莉の気持ちも、苦しさだったり、いっぱいいっぱいになっちゃう気持ちを減量して自分の身で味わえて、役として消化することができた」と手応えをみせた。
そんな小松の奮闘を思い出し、うるうるきていた原は「みるみる痩せていくから心配になっちゃった。終わったらおいしいもの食べようねと言いながら頑張ったね」とねぎらっていた。このほか坂口健太郎、山田裕貴、奈緒、黒木華、原日出子、松重豊、藤井道人監督が登壇した。
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2022/01/24