お笑いコンビ・見取り図（盛山晋太郎、リリー）が12月1日、大阪・難波のよしもと漫才劇場で行われた『よしもと漫才劇場7周年＆森ノ宮よしもと漫才劇場1周年記念記者会見』に出席した。

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　見取り図はこの日、東京で水曜レギュラーを務めるTBS系『ラヴィット！』（前8：00〜9：55）に生出演し、その足でよしもと漫才劇場に向かい、午後1時スタートの会見に滑り込んだ。同劇場出身の『M-1グランプリ』ファイナリストとして招かれたが、盛山は「『ラヴィット！』から間に合った大賞ですよ」と笑わせた。

　東京から大阪への高速移動で、2人とも『ラヴィット！』の感覚が抜けない様子。しかし、ホームグラウンドの劇場でショート漫才を披露すると、地元のファンからひときわ大きな拍手が起こった。「僕ら何かで優勝しました？」と戸惑いながら、喜んだ。

　多忙を極めるなか、今年の『M-1グランプリ』でも準決勝に進出。大先輩にあたる中田カウス・ボタンの中田カウスから「この劇場がない頃の見取り図なんかどこにいるかわからなかった」とイジられると、盛山は「劇場があるからこそこうやって漫才させていただいている」と謙虚に感謝を伝えた。
　
　この日のイベントは、よしもと漫才劇場が7周年、森ノ宮よしもと漫才劇場（クールジャパンパーク大阪SSホール）が1周年を迎えたことを記念したもの。両劇場は、大阪の若手芸人育成の場として、これまでに『M-1グランプリ』『キングオブコント』『R-1ぐらんぷり』『The W』すべてにチャンピオンを輩出。東京・神保町よしもと漫才劇場とあわせ、“マンゲキ”ブームを生んでいる。

　上方漫才協会の会長を務めるカウスをはじめ、劇場出身者から見取り図、ミルクボーイ、ゆりやんレトリィバァら、東京からオズワルド、空気階段、ぼる塾らも駆けつけた。