今、最もチケットが取りにくいと言われる落語家・柳家喬太郎による「健康保険の現状」をテーマにした新作落語『健保寄席』が、20日の「敬老の日」に特設サイトおよび公式SNSにて公開された。 今回公開されたのは、全二席。一席目の『酒と恩返し』の舞台は、主人公のおじいさん馴染みの焼鳥屋。喜寿を迎えたおじいさんが現役世代の常連客、店員の若い衆たちの間で世間話が始まる。「75歳以上の医療費窓口負担が2割になること」を嘆く主人公に対し、その必要性を説く常連客。次第におじいさんは「なるほど。上から受けた恩は下に返すのだ」と感じ取っていくストーリー。
2021/09/21