ロックバンド銀杏BOYZの峯田和伸、フリーアナウンサー古舘伊知郎の息子で俳優の古舘佑太郎、女優の石橋静河らが4日、都内で映画『いちごの唄』完成披露試写会イベントに参加。作品にちなみ淡い恋の思い出を語った。
同作は銀杏BOYZの楽曲をもとに、『ひよっこ』の脚本でも知られる岡田惠和氏と峯田が執筆した青春小説の実写化。映画にかけて初恋のエピソードを披露することになり、峯田は「高校3年間、好きだった人がいた。でも、一言もしゃべんないで終わった。見てるだけ。廊下からのぞいて『きょうも、登校してるな』みたいな。それを3年間、ずっと」とまるで銀杏BOYZの歌詞のような思い出を語った。
大学進学のために上京し、そこで終わったと思ったが、40歳の同窓会で再会。「事情を知ってる友だちから『あのとき好きでしたと言っちゃえ』ってせかされて、『あのとき好きで、バイトしてる花屋さんでも見てたんですよ』と言った。そしたら『それ、私のドッペルゲンガーです』と言われた」と衝撃の結末を迎えたそう。「1週間ぐらい見てたんですけど『花屋でバイトした記憶はない』と。俺が見てたの何だったんだろう。キツかった…」とボヤき、会場は大爆笑だった。
古舘は劇中で“天の川の女神”と呼ぶ千日(あーちゃん)を演じる石橋を実際にも崇めていたという。演じたコウタの役に悩んでいたが「撮影始まる前の本読みで石橋さんに会ってからガラって何かが変わった。『直感で演じろ』みたいなことを教えてもらった。役以外でも女神と思っています」と力説。そして「初日に熱くなってしまいまして…。『なんで僕を、そんなに救ってくれたんですか』と熱弁したら、ひとこと『まぁ仕事ですから』とクールに言われた。そういうSっけも、あーちゃんっぽくていい」とメロメロ。苦笑いの石橋は「古舘さんに初めてお会いしたときにチャーミングでユーモアのある動きをして、コウタにしか見えなくて、それがおかしかった。そこから2人の関係性が始まっていたような気がします」と振り返っていた。
また、古舘は「最初に銀杏BOYZの歌を初めて聴いたのは15歳のとき。感情がこみ上げてきて、部屋で1人で大暴れした。本棚とかぐちゃぐちゃに倒したりとかして。そんなこと人生で1回しかない。青春は言葉にできない感情が爆発するもの。僕はそれを銀杏BOYZに教わった」と思いを吐露。そして「この年で、この映画の主演をさせていただく。みなさんにも言葉にできない衝動みたいなものを見終わった後に感じてもらえたら」と熱っぽく呼びかけた。
コウタ(古舘)は不器用だけど優しい心を持つ青年。たったひとりの親友・伸二は、中学生のころ、2人が“天の川の女神”と崇めていたクラスメイトの千日(石橋)を交通事故から守り亡くなった。10年後の七夕、伸二の命日。コウタと千日は偶然高円寺で再会する。「また会えないかな」「そうしよう。今日会ったところで、来年の今日…、また」。毎年2人は七夕に会い、環七通りを散歩する。しかし、ある年、千日は伸二との過去の秘密を語り「もう会うのは終わりにしよう」と告げる。
完成披露には和久井映見、宮本信子、岸井ゆきの、菅原伸太郎監督も参加した。
同作は銀杏BOYZの楽曲をもとに、『ひよっこ』の脚本でも知られる岡田惠和氏と峯田が執筆した青春小説の実写化。映画にかけて初恋のエピソードを披露することになり、峯田は「高校3年間、好きだった人がいた。でも、一言もしゃべんないで終わった。見てるだけ。廊下からのぞいて『きょうも、登校してるな』みたいな。それを3年間、ずっと」とまるで銀杏BOYZの歌詞のような思い出を語った。
大学進学のために上京し、そこで終わったと思ったが、40歳の同窓会で再会。「事情を知ってる友だちから『あのとき好きでしたと言っちゃえ』ってせかされて、『あのとき好きで、バイトしてる花屋さんでも見てたんですよ』と言った。そしたら『それ、私のドッペルゲンガーです』と言われた」と衝撃の結末を迎えたそう。「1週間ぐらい見てたんですけど『花屋でバイトした記憶はない』と。俺が見てたの何だったんだろう。キツかった…」とボヤき、会場は大爆笑だった。
古舘は劇中で“天の川の女神”と呼ぶ千日(あーちゃん)を演じる石橋を実際にも崇めていたという。演じたコウタの役に悩んでいたが「撮影始まる前の本読みで石橋さんに会ってからガラって何かが変わった。『直感で演じろ』みたいなことを教えてもらった。役以外でも女神と思っています」と力説。そして「初日に熱くなってしまいまして…。『なんで僕を、そんなに救ってくれたんですか』と熱弁したら、ひとこと『まぁ仕事ですから』とクールに言われた。そういうSっけも、あーちゃんっぽくていい」とメロメロ。苦笑いの石橋は「古舘さんに初めてお会いしたときにチャーミングでユーモアのある動きをして、コウタにしか見えなくて、それがおかしかった。そこから2人の関係性が始まっていたような気がします」と振り返っていた。
また、古舘は「最初に銀杏BOYZの歌を初めて聴いたのは15歳のとき。感情がこみ上げてきて、部屋で1人で大暴れした。本棚とかぐちゃぐちゃに倒したりとかして。そんなこと人生で1回しかない。青春は言葉にできない感情が爆発するもの。僕はそれを銀杏BOYZに教わった」と思いを吐露。そして「この年で、この映画の主演をさせていただく。みなさんにも言葉にできない衝動みたいなものを見終わった後に感じてもらえたら」と熱っぽく呼びかけた。
コウタ(古舘)は不器用だけど優しい心を持つ青年。たったひとりの親友・伸二は、中学生のころ、2人が“天の川の女神”と崇めていたクラスメイトの千日(石橋)を交通事故から守り亡くなった。10年後の七夕、伸二の命日。コウタと千日は偶然高円寺で再会する。「また会えないかな」「そうしよう。今日会ったところで、来年の今日…、また」。毎年2人は七夕に会い、環七通りを散歩する。しかし、ある年、千日は伸二との過去の秘密を語り「もう会うのは終わりにしよう」と告げる。
完成披露には和久井映見、宮本信子、岸井ゆきの、菅原伸太郎監督も参加した。
コメントする・見る
2019/06/04