ドラマ&映画 カテゴリ
ORICON NEWS

西島秀俊、今どきの子どもは「しっかりしている」と脱帽

 俳優の西島秀俊(48)が3日、都内の劇場で行われたディズニー映画『ダンボ』公開御礼舞台あいさつに登壇。日本語吹き替え版で西島が演じたホルトの娘・ミリー役の遠藤璃菜さん(13)、ホルトの息子・ジョー役の岡部息吹さん(10)とともにトークセッションを行い、今どきの子どもたちの「しっかりしている」ところに感心しきりで、アドバイスを求められるとかえって恐縮するほどだった。

今どきの子どもは「しっかりしている」と脱帽した西島秀俊 (C)ORICON NewS inc.

今どきの子どもは「しっかりしている」と脱帽した西島秀俊 (C)ORICON NewS inc.

写真ページを見る

【写真】その他の写真を見る


 同映画は、アニメーション映画『ダンボ』(1941年)にインスピレーションを受けたティム・バートン監督が、1919年を舞台に新たなストーリーで実写映画化した作品。「勇気が出たり、家族の愛が感じられる作品」(遠藤)、「家族の絆が深く印象に残るおはなしなんですが、人間の親子だけでなく、動物との絆もあると感じました」(岡部)と、映画を観た感想を自分のことばで話す2人に、西島は「すばらしいですね。本当に」と拍手を送った。

 新学期に向けてチャレンジしたいことについても、「陶芸をやりたいと思っていて、少し前に体験して、その時、無理だなと思った大きめな器を作ってみたいと思っています」(遠藤)。「小学5年生になるんですが、委員会がはじまって、ダンボは勇気のあるキャラクターなので、ダンボに負けないように恥ずかしいな、やめておこうかな、と思うことにも勇気を出して自分からやりたいことを進んでやれたらいいな、と思います」(岡部)と、堂々と答えた2人。

 西島は「舞台裏で話していた時も、2人ともものすごくしっかりしていて、すごいんですよ。うらやましいくらい。可能性が無限にあるな、というのが伝わってくる」と驚きの表情。今どきの子どもたちを目の当たりにして、「将来何になりたいの?って聞いたら、やりたいことをしっかりもっていて、それもいくつもある。一つに決めてなくて、いろいろやってみて、それから自分の道を決めたいって。それ以上の正解ってないと思った」と、脱帽していた。

 「自分が思ったことを口に出して言うのが恥ずかしくて、なかなか言えない子だった」という西島は、「言えない子もたくさんいると思う」という気遣いも見せた。「僕は大きくなってからもこれをやりたいっていうのが言えなくて、でもある時、どうしても映画にかかわる仕事をやりたいと口に出して言うようになったら、そこから運命が転がりだした」と自身の体験談を語り、やりたいことは「声に出して言うと、大きな何かにつながっていく」と、勇気を出して、まずは言ってみることを勧めた。

 また、「僕はかなり不器用な人間で、俳優として芽が出ない時期も長かった。時間はかかったけど、その時間はマイナスにはならなかった。個性はすぐに発揮されるものばかりではない。自分を信じてゆっくりでも一歩一歩進んでいくことが大事」とも話していた。

関連写真

  • 今どきの子どもは「しっかりしている」と脱帽した西島秀俊 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『ダンボ』公開御礼舞台あいさつに登壇した(左から)遠藤璃菜、岡部息吹、西島秀俊 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『ダンボ』公開御礼舞台あいさつに登壇した(左から)遠藤璃菜、西島秀俊 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『ダンボ』公開御礼舞台あいさつに登壇した西島秀俊 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『ダンボ』公開御礼舞台あいさつに登壇した西島秀俊 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『ダンボ』公開御礼舞台あいさつに登壇した西島秀俊 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『ダンボ』公開御礼舞台あいさつに登壇した遠藤璃菜 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『ダンボ』公開御礼舞台あいさつに登壇した岡部息吹 (C)ORICON NewS inc.

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

>

メニューを閉じる

 を検索