女優の浜辺美波（18）、高杉真宙（22）、森川葵（23）、乃木坂46・松村沙友理（26）、中川大志（20）らが4日、都内で行われたドラマ『賭ケグルイseason2』完成披露イベントに登壇。ドラマの見どころを語ったり、辛子入りのハズレがあるロシアンルーレットたこ焼きに興じて、作品をPRした。

【写真】その他の写真を見る

　河本ほむら氏原作、尚村透氏作画の同名漫画（月刊『ガンガンJOKER』／スクウェア・エニックス）が2018年1月に実写ドラマ化され、個性的なキャラクターを演じた若手俳優たちの振り切った芝居が話題となり、続編ドラマの放送が決定。5月3日公開の『映画　賭ケグルイ』も控える。

　“ギャンブルの強さ”で生徒の階級を決める名門校・私立百花王学園に、常識を逸したギャンブル狂の蛇喰夢子（浜辺）が転校してきたことから始まる物語。学園を支配する桃喰綺羅莉（池田エライザ）率いる生徒会から送り込まれた刺客たちを次々に撃破していった。「season2」では、新たな刺客、生徒会広報にしてアイドルとして活動する夢見弖ユメミ（松村）や生徒会会計の豆生田楓（中川）とのバトルが描かれる。

　浜辺が推す最大の見どころは、夢子とユメミの対決「一流アイドル決定戦　バトっていいとも！」。どちらがアイドルにふさわしいかを競うゲームで、歌唱力や心肺機能、イントロクイズなど、アイドルの素養を試すゲームの数々を、リアルアイドルの松村と演じることになった浜辺。

　「season1を撮っていた時から、season2があればいいな、だけど原作どおりならseason2でアイドル対決が描かれるだろうな、それは嫌だな、ダンス苦手なですよねぇ、アイドルバトルなくなればいいなぁ、と英勉監督に遠回しに何回か言っていたんですが、ダメでした」と、できれば避けたかったシーンを見どころにあげた。

　「ツインテールをしてアイドル衣装を着て、現役のアイドルさん（松村）と並ぶなんて、本当にプレッシャーで、どうしようかと思いましたよ」と振り返り、「中途半端な気持ちでやると、中途半端に映ってしまう。心底から松村さんを見習って心底からアイドルになりきって頑張りました、せっかくやったので観ていただけたら。いっぱい努力しました」とアピール。

　そんなアイドル浜辺を見て、松村は「すごいかわいかった」と思ったと同時に「プレッシャーもすごかった」と打ち明けた。さらに「ダンスが苦手とおっしゃっていたので、心配してたんですが、全然そんなことなくて、いままでやっていたんじゃないですか？って、思うほど完璧でした」とアイドル浜辺に太鼓判を押した。

　浜辺は「松村さんの5倍くらい練習してますから。あとは顔で踊ることを意識しました。きっとうまいこと撮ってくれて、うまいこと編集してくれると信じていますって、スタッフにも言ってました」と、スタッフも巻き込んで、アイドル対決を乗り越えたという。

　高杉は、鈴井がユメミのファンという設定に乗じて、「ヲタ芸が楽しかった。監督から『やれ』と言われいないのにやりました。ペンライトを持つと心が踊ってしまった」と話していた。

　ロシアンルーレットたこ焼きでは、「アタリ」を引いた高杉が、4人のうち辛子入りのたこ焼きを食べていない1人を当てるゲームで失敗し、罰ゲームとして辛子の量が2倍に増えたたこ焼きを食べる羽目に。撮影現場でも「高杉さんが一番お兄さんなのにいじられ役を買って出てくれて。キューピッドのよう」（浜辺）だったそうだが、この日の舞台あいさつでもちょいちょい噛んで笑いを誘っていた。

★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」