俳優の山田孝之が26日、都内で行われた自身が全面プロデュースした阿部進之介主演映画『デイアンドナイト』の公開初日舞台あいさつに登壇。笑いのセオリーを無視した藤井道人監督に公開ダメ出しをして笑わせた。
冒頭のあいさつで藤井監督は「2013年に阿部進之介さん、山田孝之さんとゼロから作った企画を、みなさまに観ていただけて感無量でございます」と感激した。そのあいさつに焦ったのが山田だ。
「今まで秋田や鹿児島で舞台あいさつをしてきた中で、感無量という言葉を使ってきた。それを藤井くんに盗られて、非常に動揺しております。でも、それをみじんも感じさせないような堂々したプロデューサーとしてのあいさつをしようと思っております」と、どこか一点を見つめながら話し、会場は爆笑の渦に包まれた。
6年前の企画から参加している主演の阿部は「紙一枚で“どうしようか”というところから始まった。そこにいろんな人が集まってくれた。本当に大切な作品という気持ちが芽生えた。道のりは長く、言葉では言い表せないですけど…。思いを込めるとはこういうことなんだと体感できた。とても、感無量です」と重ね、“前フリ”した。
ただ、後を受けた藤井監督が「きょうまでジェットコースターの日々。自分の人生の中でも、とてつもなく大きなターニングポイントになる1本」と噛み締めるように語ったため、山田は「藤井くん、今のは最後に『感無量です』って言わないと」と、笑いのセオリーをスルーしてしまった公開ダメ出し。苦笑いの藤井監督が「そうですね。すみませんでした」と頭をかき、観客は大笑いした。
安藤政信は映画のPRのため「ここ最近、テレビばかり出ていた」と言いながらも「愛とセンスのある映画に出られて、うれしく思っています」としみじみ。ただ、代償(?)も大きかったようで、25日にフジテレビ系バラエティー番組『ダウンタウンなう』(毎週金曜 後9:55)に出演した安藤は「プライベートは『謎めいている』とか言われているけど、絶対にこの映画を広めたいと思って身を売った(笑)」と独特のお金の使い方、さらには謎の休業期間のことまでぶっちゃけた理由を明かした。阿部と山田が「バレるのは時間の問題だと思いますよ」と声を揃えると、安藤は「『バレる』ってのがシンクロしたぞ!」とツッコんでいた。
今作で初の全面プロデュースに挑戦した山田は、映画には出演せず、裏方に徹した。その手腕について阿部は「役者がどうやったら役に集中できるかに重きを置いて、いろんなことを調整してくれた。撮影していく順番とかも。そういう配慮は、なかなか役者の気持ちが理解できないとできない。山田孝之はすばらしい俳優なので、自分ならこうしてほしいなというのを、きっと全てやったと思う。何より、そういう深く役に入り込むことを知っている人間がプロデューサーにいることが心の拠り所にもなりました」と絶賛した。
最後に総括的なコメントを求められた山田は「きれいにまとめるヤツですね」と話しながら「間近で俳優さんの本気のお芝居を見て、とても感動しました。俳優って、すばらしいんだな、かっこいいんだな、もっと俺も自信を持って俳優って言ってこうと思いました」と照れ隠しのようなトーク。阿部は「本音かどうかわからない」と苦笑いだった。
同映画は『人間の善と悪』をテーマに、家族の命が奪われ、自らの善悪に翻弄される者たちの物語。混沌とした現代で強く生きることの厳しさも描いたオリジナル作品となっている。舞台あいさつには清原果耶も登壇した。
冒頭のあいさつで藤井監督は「2013年に阿部進之介さん、山田孝之さんとゼロから作った企画を、みなさまに観ていただけて感無量でございます」と感激した。そのあいさつに焦ったのが山田だ。
「今まで秋田や鹿児島で舞台あいさつをしてきた中で、感無量という言葉を使ってきた。それを藤井くんに盗られて、非常に動揺しております。でも、それをみじんも感じさせないような堂々したプロデューサーとしてのあいさつをしようと思っております」と、どこか一点を見つめながら話し、会場は爆笑の渦に包まれた。
6年前の企画から参加している主演の阿部は「紙一枚で“どうしようか”というところから始まった。そこにいろんな人が集まってくれた。本当に大切な作品という気持ちが芽生えた。道のりは長く、言葉では言い表せないですけど…。思いを込めるとはこういうことなんだと体感できた。とても、感無量です」と重ね、“前フリ”した。
ただ、後を受けた藤井監督が「きょうまでジェットコースターの日々。自分の人生の中でも、とてつもなく大きなターニングポイントになる1本」と噛み締めるように語ったため、山田は「藤井くん、今のは最後に『感無量です』って言わないと」と、笑いのセオリーをスルーしてしまった公開ダメ出し。苦笑いの藤井監督が「そうですね。すみませんでした」と頭をかき、観客は大笑いした。
安藤政信は映画のPRのため「ここ最近、テレビばかり出ていた」と言いながらも「愛とセンスのある映画に出られて、うれしく思っています」としみじみ。ただ、代償(?)も大きかったようで、25日にフジテレビ系バラエティー番組『ダウンタウンなう』(毎週金曜 後9:55)に出演した安藤は「プライベートは『謎めいている』とか言われているけど、絶対にこの映画を広めたいと思って身を売った(笑)」と独特のお金の使い方、さらには謎の休業期間のことまでぶっちゃけた理由を明かした。阿部と山田が「バレるのは時間の問題だと思いますよ」と声を揃えると、安藤は「『バレる』ってのがシンクロしたぞ!」とツッコんでいた。
今作で初の全面プロデュースに挑戦した山田は、映画には出演せず、裏方に徹した。その手腕について阿部は「役者がどうやったら役に集中できるかに重きを置いて、いろんなことを調整してくれた。撮影していく順番とかも。そういう配慮は、なかなか役者の気持ちが理解できないとできない。山田孝之はすばらしい俳優なので、自分ならこうしてほしいなというのを、きっと全てやったと思う。何より、そういう深く役に入り込むことを知っている人間がプロデューサーにいることが心の拠り所にもなりました」と絶賛した。
最後に総括的なコメントを求められた山田は「きれいにまとめるヤツですね」と話しながら「間近で俳優さんの本気のお芝居を見て、とても感動しました。俳優って、すばらしいんだな、かっこいいんだな、もっと俺も自信を持って俳優って言ってこうと思いました」と照れ隠しのようなトーク。阿部は「本音かどうかわからない」と苦笑いだった。
同映画は『人間の善と悪』をテーマに、家族の命が奪われ、自らの善悪に翻弄される者たちの物語。混沌とした現代で強く生きることの厳しさも描いたオリジナル作品となっている。舞台あいさつには清原果耶も登壇した。
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2019/01/26