俳優の大泉洋が26日、東京ミッドタウン日比谷で開催されたアニメーション映画『グリンチ』（12月14日公開）プレミア点灯式に登場。大泉をはじめ、日本語吹き替え版キャストの杏、秋山竜次（ロバート）、横溝菜帆、宮野真守、同イメージソングを歌うPerfumeら総勢8人がそろって、日比谷界隈を“グリンチ”色のグリーンに変えた。

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　大泉は、間近でPerfumeおなじみのあいさつを聞いて「初めて生で聞いた〜」「ネタがあるっていいですね」と大興奮。その後、クリスマスの思い出話を大泉か一人ずつ披露するという段取りだったのだが、興奮しすぎて忘れてしまったのか、そもそも考えてこなかったのか、後回しにしてもらうという一幕も。

　そこでPerfumeは「イベントガールをしていた13歳ぐらいのころ、サンタクロースをイメージした水着みたいな服を着て、パラパラを踊ったことがありました」（あ〜ちゃん）と、下積み時代の秘話を明かすと、それを聞いて「思い出したんですけれども」と、満を持して語りだした。

　「大学生時代に付き合っていた彼女にきっとかわいいから、サンタの服を着てほしいな、と思ってプレゼントしたら、怒られて、着てくれなかった」という大泉。聞いていた一同ドン引きし、秋山にさえ「あなたの癖（へき）の話はいいから！」と突っ込まれた大泉。「なんでこんなことを話さないと行けないんだ」と今日一番のボヤキが出た。

　映画は、ひねくれ者のグリンチが、サンタクロースに変身して村中からプレゼントを盗もうと計画。一方、村に住む少女シンディ・ルーは、ある願いをかなえてもらうため、秘密の計画を立てていた。そして、クリスマス・イブ、シンディはサンタの格好をしたグリンチと出会う。

　ベネディクト・カンバーバッチが演じた主人公グリンチの日本語吹き替えを担当した大泉は、「（自分の吹き替えが）カンバーバッチとなんら遜色ない。カンバーバッチかな、とさえ思った」と自画自讃し、自己採点も「120点」と太鼓判。Perfumeのかしゆかに「大泉さんそのままでした。ずっとボヤていている感じとか」とほめられるのを、満足げに聞いていた。