先月に75歳で亡くなった女優の樹木希林(本名・内田啓子)さんが、出版社・宝島社が29日に読売新聞と朝日新聞の朝刊に掲出した2つの企業広告に起用されたことが、わかった。樹木さんは2016年1月の同社の企業広告「死ぬ時ぐらい好きにさせてよ」にもモデルとして出演しており、同社は「世の中に向けて、樹木希林さんからの最後の言葉として2つのメッセージをつくりました」と広告の意図を明かした。 読売新聞には「サヨナラ、地球さん。」をメインコピーに、今年撮影され遺影ににも使用された写真に、エッセイストで女優の内田也哉子(42)の舌を合成した写真を使用。アインシュタインの有名な写真を連想させるビジュアルで、地球と最後にお別れする樹木さんのチャーミングな表情が作成された。
2018/10/29