歌舞伎俳優・市川海老蔵の妹で舞踊家の市川ぼたんが21日、東京・国立劇場小劇場で創作舞踊『裁SAI カルメン2018』の囲み取材に参加。昨年6月22日に亡くなった義姉の小林麻央さん(享年34)の命日を迎えることについて「私にできる最善を尽くす」と思いを口にした。 日本舞踊を継承し、革新し続ける“未来座”のSAIシリーズの第2弾で今回は世界的オペラの『カルメン』を題材としている。ぼたんはダブルキャストのルナ組でカルメン役を演じる。ぼたんは「お稽古(けいこ)の期間は長かったんですけど作品に対して向き合えば向き合うほど先が見えないお稽古が続いていた」と不安を漏らしつつ「あと半日ありますので、諦めずに、あすを迎えたい」と意気込んだ。海老蔵の子どである麗禾ちゃん、勸玄くんの来場については「子どもたちには刺激が強いのでねぇ…。あまり来てほしくないかも」と苦笑いだった。
2018/06/21