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津川雅彦、妻・朝丘雪路さんの死去受け会見「大丈夫じゃないね」

 女優の朝丘雪路(本名・加藤雪会)さんが、4月27日に82歳で死去していたことが報じられたことを受け、夫で俳優の津川雅彦(78)が20日、都内で緊急会見を行った。1973年に結婚して以来、約45年間にわたって連れ添った朝丘さんとの別れに「大丈夫じゃないね」と涙ぐみ声を詰まらせた。

会見で妻の朝丘雪路さんを語る津川雅彦 (C)ORICON NewS inc.

会見で妻の朝丘雪路さんを語る津川雅彦 (C)ORICON NewS inc.

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 鼻にチューブを入れた状態で会見場に現れた津川は「大丈夫じゃないね。こんな格好をしていて大丈夫だって言ったら、嘘になるでしょ」とこぼしながら「すべてにね、感謝しています」とコメント。「すみませんが、病気の状態のことはなるべくしゃべらないで、勘弁願えますか」と断りを入れながら「アルツハイマーになったんですね。もう4〜5年になるのかな、だんだん深くなっていく…」と病状を語った。

 「津川さんのことはわかっていた?」との質問を受けると「僕のこともねだんだん…、それ以上の深い話は勘弁してください」と沈痛の面持ち。亡くなる数ヶ月前に交わした会話について「それも俺とわかっていてしゃべったかどうか…。僕を見て『あら』っていう感じでね」と回想し、死因については「ないですね。診断書を書いてもらった時にアルツハイマー認知症と書かれて、それ以外ありませんでした」と明かした。

 自身も体調が悪いなかで朝丘さんを看取り、「僕が先に死んで彼女を残すよりはいい結果になった」と語り、「あらゆることすべてに感謝ですね。娘を産んでくれたこと、(自身の事業の経営難で)家を売ってくれたこと、僕より先に死んでくれたことも含めて感謝だらけ」としみじみ。それでも「悔いはいっぱいある。思い出せないくらい」と肩を落とした。

 会見終了後には、関係者が津川の病状について「肺炎を患っていらっしゃるということで、酸素吸入器をつけていらっしゃいました。きょうは自宅からいらっしゃっています」と説明。朝丘さんの死因については「アルツハイマー型認知症ということです」と改めて言及した。

 朝丘さんは1952年に宝塚歌劇団に入団し、月組の娘役として活躍。55年に退団後は、女優や歌手、タレントとして活動の場を広げ、NHK紅白歌合戦には57年の初出場を皮切りに10回出場。60年代には日本テレビ系深夜番組『11PM』で司会・大橋巨泉さんのアシスタントを務めて人気を集めた。2011年に旭日小綬章を受章した。

 私生活では73年に津川と結婚。長女の真由子(44)は、女優として活動している。

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  • 会見で妻の朝丘雪路さんを語る津川雅彦 (C)ORICON NewS inc.
  • 自身も肺炎を患っているという津川雅彦 (C)ORICON NewS inc.
  • 緊急会見で沈痛の面持ちの津川雅彦 (C)ORICON NewS inc.

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