俳優の大泉洋が8日、東京・イイノホールで行われた『第59回ブルーリボン賞』授賞式で司会を務めた。ステージの幕が上がった瞬間、緊張したような大泉の表情に笑いが起こったのを皮切りに、受賞者たちとのやり取りや軽快なトークで何度も爆笑で包み、「今年受賞した方々は不運だった。バラエティーショーみたいになっちゃって申し訳ない」と反省した。
在京スポーツ7紙による東京映画記者会が選ぶ同賞は、前年の主演男優賞と主演女優賞の2人が司会を務める慣例があり、今年は大泉と有村架純、来年の司会は松山ケンイチと大竹しのぶが務める。
冒頭、「台本には私がバラエティーなどの司会は慣れていると書いてありますが、実はやったことがない。私は役者としてここにいるんだと改めて強く申し上げたい」とアピールしていた大泉だったが、授賞式中に『シン・ゴジラ』の樋口真嗣監督の携帯が鳴ってしまうというハプニングに素早くツッコんでからエンジンがかかり、受賞者たちをタジタジにさせるほどバラエティー色の強いやり取りを披露。
『聖の青春』『珍遊記』で主演男優賞を受賞し、漫☆画太郎氏のイラストを持って登壇した松山は、壇上ではずっと有村を見つめながらトークを展開。しびれを切らした大泉が無理やり視界に入ってくると「本当にペラペラペラペラしゃべられている。参考になればいいなって思って大泉さんに注目していたけれど、何の参考にもならない」と苦情を入れ、「来年も来てくださいよ。3人で司会をやりましょう」と呼びかけた。
『後妻業の女』で主演女優賞を受賞し、来年司会を務める大竹は「シーンとしたなか進む、厳かで真面目な賞って聞いていたけれど…」と大泉のおかげで笑いの絶えない授賞式に驚き、「この笑いを私と松山くんでとれるのか心配」と不安そう。松山と同じく、大泉へ向けて「来年も来てください。私とケンイチくんの2人じゃ無理です」とお願いしていた。
最後には、終始落ち着いて司会を務めた有村も「ほとんど大泉さんがしゃべっていたので(受賞者に)聞きたいところをあまり聞けなかった」と苦笑したが、「お客さんを楽しませていただいてありがとうございます」と感謝。大きく盛り上げた大泉は「受賞者の皆さんおめでとうございました。そして、申し訳ございませんでした」と頭を下げて授賞式を締めた。
作品賞は『シン・ゴジラ』(庵野秀明総監督、樋口真嗣監督)、外国作品賞は『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(ギャレス・エドワーズ監督)が選出された。
そのほか監督賞に片渕須直氏(『この世界の片隅に』)、主演男優賞に松山(『聖の青春』)、主演女優賞に大竹(『後妻業の女』)、助演男優賞にリリー・フランキー(『SCOOP!』『聖の青春』など)、助演女優賞に杉咲花(『湯を沸かすほどの熱い愛』)、新人賞に岡村いずみ(『ジムノペティに乱れる』)、特別賞に『君の名は。』(新海誠監督)が選ばれた。
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在京スポーツ7紙による東京映画記者会が選ぶ同賞は、前年の主演男優賞と主演女優賞の2人が司会を務める慣例があり、今年は大泉と有村架純、来年の司会は松山ケンイチと大竹しのぶが務める。
冒頭、「台本には私がバラエティーなどの司会は慣れていると書いてありますが、実はやったことがない。私は役者としてここにいるんだと改めて強く申し上げたい」とアピールしていた大泉だったが、授賞式中に『シン・ゴジラ』の樋口真嗣監督の携帯が鳴ってしまうというハプニングに素早くツッコんでからエンジンがかかり、受賞者たちをタジタジにさせるほどバラエティー色の強いやり取りを披露。
『聖の青春』『珍遊記』で主演男優賞を受賞し、漫☆画太郎氏のイラストを持って登壇した松山は、壇上ではずっと有村を見つめながらトークを展開。しびれを切らした大泉が無理やり視界に入ってくると「本当にペラペラペラペラしゃべられている。参考になればいいなって思って大泉さんに注目していたけれど、何の参考にもならない」と苦情を入れ、「来年も来てくださいよ。3人で司会をやりましょう」と呼びかけた。
『後妻業の女』で主演女優賞を受賞し、来年司会を務める大竹は「シーンとしたなか進む、厳かで真面目な賞って聞いていたけれど…」と大泉のおかげで笑いの絶えない授賞式に驚き、「この笑いを私と松山くんでとれるのか心配」と不安そう。松山と同じく、大泉へ向けて「来年も来てください。私とケンイチくんの2人じゃ無理です」とお願いしていた。
最後には、終始落ち着いて司会を務めた有村も「ほとんど大泉さんがしゃべっていたので(受賞者に)聞きたいところをあまり聞けなかった」と苦笑したが、「お客さんを楽しませていただいてありがとうございます」と感謝。大きく盛り上げた大泉は「受賞者の皆さんおめでとうございました。そして、申し訳ございませんでした」と頭を下げて授賞式を締めた。
作品賞は『シン・ゴジラ』(庵野秀明総監督、樋口真嗣監督)、外国作品賞は『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(ギャレス・エドワーズ監督)が選出された。
そのほか監督賞に片渕須直氏(『この世界の片隅に』)、主演男優賞に松山(『聖の青春』)、主演女優賞に大竹(『後妻業の女』)、助演男優賞にリリー・フランキー(『SCOOP!』『聖の青春』など)、助演女優賞に杉咲花(『湯を沸かすほどの熱い愛』)、新人賞に岡村いずみ(『ジムノペティに乱れる』)、特別賞に『君の名は。』(新海誠監督)が選ばれた。
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2017/02/08