俳優の浅野忠信が12日、東京・日本外国特派員協会で行われた映画『沈黙-サイレンス-』(21日公開)記者会見に出席。同作が米アカデミー賞のノミネートを期待する声があるなか、手応えを聞かれた浅野は「アカデミー賞には選ばれると思っています」と胸を張った。
同作は、遠藤周作さんの小説『沈黙』を、『タクシー・ドライバー』『ウルフ・オブ・ウォールストリート』などで知られる巨匠マーティン・スコセッシ監督が映画化。キリシタン弾圧の嵐が吹き荒れる江戸時代初期の日本を舞台に、来日した宣教師の衝撃の体験を描き出す。
会見には浅野のほか窪塚洋介、イッセー尾形が出席。3人に作品の見どころ、アカデミー賞への手応えを聞かれると、代表して窪塚が「神が沈黙しているということ。自分自身が心の中に入っていって、答えを見つけないといけないってことがこの作品の一番の大切なところ」と力説。
イッセーは「日常生活とはかけ離れた過酷な物語だけれど、見終わってからしばらく経ちますが清らかなものが残っています」と改めて作品について話し、「アカデミー賞のことは浅野さんが詳しく話してくれます」と無茶ぶり。
苦笑いを浮かべた浅野は「アカデミー賞には選ばれたと思っている。選ばれなかったら神様が審査員に余計なことをしゃべったんだと思う」と作品の内容にかけてコメントし、笑いを誘った。
同作でハリウッドデビューを飾った窪塚は、踏み絵をすぐ踏んでしまう自身の役柄にかけて「アイム踏み絵マスター」と自己紹介。スコセッシ監督については「現場では王様みたいですが、そこにいてくれるだけで自分が2倍、3倍にもすばらしい役者になったように感じる」と尊敬を込めたあと、「『NY来たら家においでよ』って2回も言ってくれたけれど、この間行ったときにマネージャーにメールしたらスルーされました」とエピソードを明かした。
同作は、遠藤周作さんの小説『沈黙』を、『タクシー・ドライバー』『ウルフ・オブ・ウォールストリート』などで知られる巨匠マーティン・スコセッシ監督が映画化。キリシタン弾圧の嵐が吹き荒れる江戸時代初期の日本を舞台に、来日した宣教師の衝撃の体験を描き出す。
会見には浅野のほか窪塚洋介、イッセー尾形が出席。3人に作品の見どころ、アカデミー賞への手応えを聞かれると、代表して窪塚が「神が沈黙しているということ。自分自身が心の中に入っていって、答えを見つけないといけないってことがこの作品の一番の大切なところ」と力説。
イッセーは「日常生活とはかけ離れた過酷な物語だけれど、見終わってからしばらく経ちますが清らかなものが残っています」と改めて作品について話し、「アカデミー賞のことは浅野さんが詳しく話してくれます」と無茶ぶり。
苦笑いを浮かべた浅野は「アカデミー賞には選ばれたと思っている。選ばれなかったら神様が審査員に余計なことをしゃべったんだと思う」と作品の内容にかけてコメントし、笑いを誘った。
同作でハリウッドデビューを飾った窪塚は、踏み絵をすぐ踏んでしまう自身の役柄にかけて「アイム踏み絵マスター」と自己紹介。スコセッシ監督については「現場では王様みたいですが、そこにいてくれるだけで自分が2倍、3倍にもすばらしい役者になったように感じる」と尊敬を込めたあと、「『NY来たら家においでよ』って2回も言ってくれたけれど、この間行ったときにマネージャーにメールしたらスルーされました」とエピソードを明かした。
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2017/01/12