女優の早見あかりが12日、京都・松竹撮影所で行われたNHK・木曜時代劇『ちかえもん』（来年1月14日スタート、毎週木曜　後8：00、全8回）取材会に出席。キャストそれぞれが劇中衣装で登場し、早見も同作で演じるワケあり遊女・お初の姿を披露したが「私は1ミリも色気がないですが、お初は色気がないといけないので今後頑張っていきたい」と奮闘していることを明かした。

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　色気を出すために試行錯誤しているようで、「襟元を抜いてもらう」という案を生み出した。「衣装さんに相談して、少しでもここ（襟元）を見せて色気を出せるよう助けてもらいました」と告白し、共演者の小池徹平から「棒読みで『色気あるよ』って言われた」と苦笑いだった。

　その小池は「昨日クランクインしましたが、1日中（早見と）イチャイチャするシーンだった」と明かし、感想を聞かれると「いい匂いでした」と色気を高評価した。

　同作は、近松門左衛門の人形浄瑠璃『曾根崎心中』誕生秘話をオリジナルストーリーで描く新作時代劇。脚本は、連続テレビ小説『ちりとてちん』や大河ドラマ『平清盛』、森山未來と尾野真千子が共演したドラマ『夫婦善哉』などを手がけた藤本有紀氏が担当している。

　謎の渡世人・万吉を演じる青木崇高は「表情豊かに演じることが多いので、顔が痛いんです。顔面筋肉痛と軽い頭痛があるので、8話まで撮影したらどうなるのか」と不安も見せたが、「新しい挑戦だと思って楽しくやりたい」と意気込んでいた。

そのほか、近松門左衛門を演じる松尾スズキ、年増遊女・お袖役の優香、謎の商人・黒田屋九平次役の山崎銀之丞が出席した。