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高畑充希“オヤジヒロイン”「私らしい」 朝ドラ『とと姉ちゃん』主演

 2016年春からの連続テレビ小説『とと姉ちゃん』のヒロイン・小橋常子(こはし・つねこ)役が8月31日、同局で発表され、女優の高畑充希(23)が務めることが明らかになった。主人公は、父親代わりの“オヤジヒロイン”となるが、高畑は「普段からおじさんくさいと言われることが多い。“オヤジヒロイン”と聞いてビビっときた。とても私らしい」と笑顔で語った。

来春のNHK朝ドラ『とと姉ちゃん』のヒロインに決定した高畑充希 (C)ORICON NewS inc.

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 日常生活で「オヤジくさい」とよく言われるという高畑は、自身のオヤジっぽさについて「常にこのテンションなので、若さみなぎる感じがないって言われる。好きな食べ物はお刺身と日本酒が好きと言うと、オヤジくさいって言われます」と苦笑しながら分析。両親からは「役作りいらないねって言われました」と笑わせた。

 朝ドラの出演は『ごちそうさん』(2013年後期)に続き2度目になる。高畑は「ヒロインの背中をみていたので、大変さを見ているし、それと同時に楽しかったこと、いいこともいっぱいみている」といい「ここからどんなことが起こるのか、想像もつかないが今はワクワクが大きい」と胸を踊らせた。

 戦後100万部近い販売部数で一世を風靡(ふうび)した生活総合誌『暮しの手帖』の大橋鎭子・花森安治をはじめとする創業者たちの軌跡が題材で、ヒロインは父の代わりに家族を守る“中身はオヤジ”の常子。2人の妹と母を守り、女ばかりの常子一家が激動の昭和を駆け抜けていく姿を描く。

 常子は、11歳の時に父を亡くした小橋家の長女。どんなお姉ちゃんを演じたいか聞かれると、少し考え「まだわからないです。一人でお姉ちゃんになるわけではない。なるよりは妹にお姉ちゃんにしてもらうっていうのかなって今は思っている」。ミュージカルの経験が豊富で、歌唱力も高い高畑だが「(朝ドラの)テーマ曲は素敵な方に歌ってほしい。(自分では)恥ずかしい」と自身では歌わない意向を明かした。

 脚本は、ドラマ&映画『怪物くん』『妖怪人間ベム』をはじめ、小説「小野寺の弟・小野寺の姉」を上梓した西田征史(にしだ・まさふみ)氏が担当。放送は来年4月4日から10月1日(全156回予定)で、クランクインは今秋を予定。

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  • 来春のNHK朝ドラ『とと姉ちゃん』のヒロインに決定した高畑充希 (C)ORICON NewS inc.
  • “オヤジヒロイン”は「私らしい」と笑顔で語った高畑充希 (C)ORICON NewS inc.
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