映画監督の細田守氏が15日、都内で行われた最新劇場アニメ『バケモノの子』(7月11日公開)の完成披露舞台あいさつに出席。今作も役所広司、宮崎あおいら豪華俳優陣を声優として迎え「雰囲気や魂、端的に言うと“顔”」がキャスティングに際しての持論を展開した。
同作で“猿のバケモノ”多々良役を演じた大泉洋は、自身のキャスティング理由について「出来上がったパンフレットで監督は『大泉さんは顔で選んだ』と言っていた」と暴露。細田監督は笑いながら「顔です」と断言しつつも「多々良に似ているという意味。魂的に近い部分がある」とフォローした。
続けて「その人の雰囲気とか、人間性が(キャラクターに)近いのが重要。アニメーションは、声以外にも演者の魂みたいなものが伝わってしまう。そういう点でキャラクターとズレないように、人物が生きているように(声優を)選ぶと、雰囲気や魂、端的に言うと“顔”になる」と説明。恨み節だった大泉も「監督は(パンフレットで)端的に言い過ぎたんですね。今の説明で納得しました」と最後には清々しい表情を浮かべていた。
細田監督のオリジナル脚本による同作は、人間界【渋谷】に生きるひとりぼっちの少年・九太とバケモノ界【渋天街】のバケモノ・熊徹の物語。交わることのない2つの世界だったが、ある日バケモノの世界に迷い込んだ九太は、熊徹と出会い、そこから想像を超えた冒険が始まる。
会見にはそのほか、染谷将太、広瀬すず、リリー・フランキー、津川雅彦が出席した。
同作で“猿のバケモノ”多々良役を演じた大泉洋は、自身のキャスティング理由について「出来上がったパンフレットで監督は『大泉さんは顔で選んだ』と言っていた」と暴露。細田監督は笑いながら「顔です」と断言しつつも「多々良に似ているという意味。魂的に近い部分がある」とフォローした。
続けて「その人の雰囲気とか、人間性が(キャラクターに)近いのが重要。アニメーションは、声以外にも演者の魂みたいなものが伝わってしまう。そういう点でキャラクターとズレないように、人物が生きているように(声優を)選ぶと、雰囲気や魂、端的に言うと“顔”になる」と説明。恨み節だった大泉も「監督は(パンフレットで)端的に言い過ぎたんですね。今の説明で納得しました」と最後には清々しい表情を浮かべていた。
細田監督のオリジナル脚本による同作は、人間界【渋谷】に生きるひとりぼっちの少年・九太とバケモノ界【渋天街】のバケモノ・熊徹の物語。交わることのない2つの世界だったが、ある日バケモノの世界に迷い込んだ九太は、熊徹と出会い、そこから想像を超えた冒険が始まる。
会見にはそのほか、染谷将太、広瀬すず、リリー・フランキー、津川雅彦が出席した。
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2015/06/15