俳優の松山ケンイチが9日、都内で行われたゲキ×シネ『蒼の乱』初日舞台あいさつに出席した。実は上がり症だという松山は「車とか実技とか緊張して必ず落ちちゃう。車は1回でしたけど、バイクは2回…」と明かし、共演者を驚かせた。

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　同作は、昨年春に上演された「劇団☆新感線」の舞台を映画館で上映する映像エンターテインメント。念願の劇団☆新感線への出演を果たした松山は「初めてのゲネプロでも足が震えていた」と回顧。「いろんなところから汁が出てきて…」と冗談めかすと、主演の天海祐希も「ちょっと！」と思わずツッコミ。「その時は二度とできないと思ったけど、すごくいい思い出になった。みんなとフルマラソンやったみたいな」と充実の表情で振り返った。

　将門の乱を新解釈で描いた歴史ファンタジーで、天海と松山は恋人役を演じた。「やっぱり天海さんという柱があったので。人間離れしたね…」と感謝を込めつつも、したり顔の松山に、天海は「ケンイチ君…！」と低い声で再び目を光らせ、息の会ったやりとりをみせていた。

　このほか、早乙女太一、平幹二朗が登壇した。