作曲家・佐村河内守氏が代表作を別人に作曲してもらっていた問題で、実際に作曲していた桐朋学園大非常勤講師を務める新垣隆氏が6日、都内で記者会見を開き、「18年にわたり、彼の代わりに曲を書き続けてきました。指示されるがまま、曲を書き続けた私は共犯者です」と騒動を謝罪した。今回全てを話すに至った理由の一つとして、ソチ五輪に出場する男子フィギュアスケートの高橋大輔選手の存在を挙げた。 多くのフラッシュを浴びながら会見場に姿を見せた新垣氏は「当初は、軽い気持ちで曲を書くとこを引き受けてしまいました」と自らの過ちを悔やみ、昨年5月に佐村河内氏に「こんなことはもうやめよう」と持ちかけたが、聞き入れてもらえず「あなたが書かないと、私は自殺する」と言われたことも明かした。
2014/02/06