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俳優の水谷豊伊藤蘭が28年ぶりに共演する映画『少年H』(8月10日公開)が、現在ロシア・モスクワで開催中の『第35回モスクワ国際映画祭』で特別作品賞の表彰を受けた。同作は、日本の実写映画としては初となる同映画祭GALA部門での上映作品に選出されていた。 GALAとは、全世界よりエントリーされた作品の中から(今年度は約1500本超)、モスクワ国際映画祭が世界の映画業界で話題を呼ぶであろう6作品を選び、特別上映をする部門。コンペティション部門とは異なるが、同映画祭において最もグレードの高い部門に位置付けられており、過去には2011年に『借りぐらしのアリエッティ』が選出されている。今年は、『少年H』のほか、ブラッド・ピット主演の話題作『WORLD WAR Z』もGALA部門に選ばれている。

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  • 公式上映後の劇場にて。伊藤蘭、水谷豊、降旗康男監督(提供:朝日新聞出版)
  • 映画祭のメイン会場Multiplex Cinema October前に水谷豊と伊藤蘭が到着すると観客から歓声が上がった(提供:朝日新聞出版)
  • ロシア版『少年H』ポスター(c)2013「少年H」製作委員会

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