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俳優の渡哲也が10月1日(月)放送のTBS系『日中国交正常化40年特別番組 強行帰国〜忘れ去られた花嫁たち〜』(後9:00)で、“報道ドラマ”に初主演することが28日、わかった。2012年は日中国交正常化40年の節目の年でもあり、日中国交の歴史で、ひとつの転換点となった事件の舞台裏を描いていく。それは、1993年9月に起きた、12人の中国残留婦人が日本への永住帰国を求めて、帰国を強行し成田空港に籠城した事件。戦争に翻弄された12人の残留婦人たちが帰国に至るまでのストーリーをドラマで再現しつつ、昭和という時代の中で、彼女たちが歩んだ苦難の道と日中関係の歴史を追う。 同作は、TBS報道局が2008年から制作してきた昭和史の知られざる秘話を、ドラマとドキュメンタリーを融合させて描くシリーズの第5弾。今回、スポットを当てるのは、戦前、「大陸の花嫁」と呼ばれ、海を渡って満蒙開拓団に嫁いだ女性たち。戦争末期、ソ連軍が侵攻する中、夫や家族を失い、敗戦で置き去りにされ、生き延びるために中国人と結婚して大陸に留まった。そんな残留婦人たちは日本に帰りたいと願っても、ままならない事情があり、1972年に日中の国交が回復した後も、長らく身元引受人がいないなどの理由で、日本に戻って暮らすことができずにいた。

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  • 10月1日放送のTBS系ドラマに出演する渡哲也(右)と倍賞美津子(左)。日中両国に翻弄されながら、その運命に果敢に立ち向かった元スパイと12人の女性たちを描く (C)TBS
  • 10月1日放送のTBS系ドラマに出演する渡哲也。日中両国に翻弄されながら、その運命に果敢に立ち向かった元スパイと12人の女性たちを描く (C)TBS
  • 10月1日放送のTBS系ドラマに出演する渡哲也(右)と倍賞美津子(左)。日中両国に翻弄されながら、その運命に果敢に立ち向かった元スパイと12人の女性たちを描く (C)TBS

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