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作家・妹尾河童氏の自伝的小説『少年H』が映画化され、俳優の水谷豊伊藤蘭が夫婦初共演で“夫婦役”を演じることが8日、わかった。巨匠・降旗康男監督がメガホンを取る。水谷は「夫婦共演が実現したのも『少年H』の力に他なりません。尊敬する降旗監督の下で、その世界を生きようと思います」。伊藤は「これまで想像もできなかった夫婦共演ですが、30年という月日を経て、また共にひとつの目標に向かうことができるという事は、大きな喜びです。新鮮な気持ちで臨みたいと思っています」とコメントしている。公開は2013年夏を予定。 原作は、阪神淡路大震災の1周期となる1997年1月17日に、妹尾氏が神戸復興への思いを込めて世に送り出した累計売上340万部超のミリオンセラー。昭和初期から激動の20年間、異国情緒あふれる神戸を舞台に「戦争」という激流の渦に巻き込まれながらも、勇気、信念、愛情をもって生き抜いた名もなき家族を描く。

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  • 「また共にひとつの目標に向かうことができるという事は、大きな喜びです」と語る伊藤蘭と水谷豊
  • 原作者・妹尾氏ご家族の写真

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