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瑛太、「運命」を感じる10年越しの豊田利晃監督作品初主演

 俳優の瑛太が23日、都内で行われた映画『モンスターズクラブ』のプレミア試写会舞台あいさつに登壇した。映画『青い春』(2001年公開、豊田利晃監督)でデビューした瑛太は、同作が豊田監督との4度目のタッグにして念願の豊田組初主演。キッカケは監督が俳優・新井浩文にかけた電話だったという。そのとき新井の横にいた瑛太は映画の話を聞いて出演を立候補し、「何の気なしに目の前にやってきたから、運命というか。新井くんの横にいてよかったなと思う」と笑わせ、豊田監督も「この映画は瑛太でよかった」と太鼓判を押した。

瑛太 (C)ORICON DD inc.

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 見渡す限り雪原の人間がいない山奥でたったひとり孤独に生きる男の唯一の仕事は、爆弾を作ってあらゆる機関や企業に送りつけ、日本社会のシステムを壊すというもの。最後の“偉業”を達成しようとしていた夜に起きたとある出来事によって、男の知られざる過去が暴かれると同時に物語は思わぬ結末を迎える。

 撮影は山形県で昨年の2月頃に2週間ほどで行われ、瑛太は「1年いろいろありましたけど、こうして皆さんにお届けできるのをうれしく思います」とコメント。共演したロックバンド・RIZEのKenKenは「人生初の映画出演がこんなに素晴らしい映画で、監督にも皆さんにも感謝しています」と大喜びし、ピュ〜ぴるも「私もちゃんと映画に出たのは初めてで、気絶しそうになりながら山の中で頑張って撮影しました」と雪山での極寒撮影を振り返った。

 瑛太は初共演の窪塚洋介について「撮影中つらいこともあったけど、窪塚さんがずっと一緒にいてくれた。窪塚さんに救われた」と、窪塚の存在が後押しになってラストシーンに臨めたことを明かした。すると窪塚も「瑛太は主役って立場で胸を張って凛として立っていたし、それは瑛太のすごさだと思う。すごいな、ありがたいなって思ったのは逆に俺の方」とべた褒め。互いの役者魂が共鳴したのか、わずかな撮影期間でも確かな信頼関係を築いたようだった。

 舞台あいさつにはほかに草刈麻有が登壇。映画『モンスターズクラブ』は4月21日(土)公開。

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  • 瑛太 (C)ORICON DD inc.
  • (左から)豊田利晃監督、KenKen、窪塚洋介、瑛太、草刈麻有、ピュ〜ぴる (C)ORICON DD inc.
  • (左から)窪塚洋介、瑛太 (C)ORICON DD inc.
  • 映画『モンスターズクラブ』のプレミア試写舞台あいさつに登壇した窪塚洋介 (C)ORICON DD inc.
  • 映画『モンスターズクラブ』のプレミア試写舞台あいさつに登壇したKenKen (C)ORICON DD inc.
  • 映画『モンスターズクラブ』のプレミア試写舞台あいさつに登壇したピュ〜ぴる (C)ORICON DD inc.
  • 映画『モンスターズクラブ』のプレミア試写舞台あいさつに登壇した草刈麻有 (C)ORICON DD inc.

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