俳優の西島秀俊が13日、都内で行われた韓国女優のキム・テヒとW主演する連続ドラマ『僕とスターの99日』（フジテレビ系）の制作発表会に出席した。キム演じる大スターの女優と“99日間”の期間限定で恋に落ちる警備会社のバイトを演じる西島は、実際の恋愛について「スローなので、個人的には（付き合うまで）3年くらい必要かなというのが正直なところ。一目ぼれ？　全然そういうのは分からないんですよ。想像力がないんでしょうね」と笑わせ、恋愛に慎重な一面を明かした。

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　「いちばん近くて遠い恋」をテーマにした同ドラマは、来日した韓国大スターのハン・ユナ（キム）と、彼女の専属ボディガードを務める警備会社のバイトで冴えないアラフォー独身男・並木航平（西島）という、本来出会うはずのない2人が織りなす“期間限定”のラブコメディ。言葉が完全には通じないながらも、ボディガードの契約期間である“99日間”で展開される切なく笑える秘密の恋愛と、2人を取り巻くファンキーな家族や仲間との絆を描く。

　西島は「ついに念願のラブコメに出演できて嬉しい」と喜びながらも、印象に残る撮影エピソードにキムと噴水ではしゃぐシーンを挙げ、「今までのキャリアのなかでもトップ3に入るくらいの寒さで、無口になってしまった」と苦笑。そんな西島をよそに、キムは気候が日本より韓国の方が寒いこともあり「あまりにも西島さんが寒がっているので面白かった。水がちょっと冷たいくらいで、さほど寒くなかったです」と得意げに語り、会場を和ませた。

　西島演じる航平の姪っ子・桃を演じる桜庭ななみは「冷蔵庫を足で開けたり、言葉遣いだったり、やんちゃなキャラを演じるのは初めてなので楽しい」と笑顔。初共演の西島に最初のシーンで叩かれたことに触れ「叩かれたときに親近感が沸きました。私ドMなのでキュンとした」と振り返った。共演の佐々木蔵之介は、日本のトップ俳優で“抱かれたい男No.1”という自身の役柄に「楽しいけど、ものすごくハードルが高い…」と焦った様子で笑いを誘っていた。

　発表会にはほかに要潤らが出席。ドラマ『僕とスターの99日』はフジテレビ系にて23日（日）午後9時より放送開始。