【オリコン上半期ランキング2019】ミリオンは2作 AKB48がシングル9年連続1位 乃木坂46はアルバム初1位
シングルでは、AKB48「ジワるDAYS」と乃木坂46「Sing Out!」の2作品がミリオンを突破したほか、3位に欅坂46「黒い羊」、4位に日向坂46「キュン」と、今期もAKB48と坂道グループがTOP10を席巻した。注目は、12位のIZ*ONE「好きと言わせたい」と19位の米津玄師「LEMON」。日韓合同のグローバル女性グループ・IZ*ONEは、日本デビューシングルで24.2万枚を売り上げ、堂々の上位ランクイン。米津玄師は、18年3月発売の同曲の今年上半期売上が14.9万枚。デジタルだけでなく、CDでも異例のロングヒットとなっている。
アルバムでは、乃木坂46「今が思い出になるまで」が唯一50万枚を超えて、自身初の上半期アルバム1位を獲得。続いて、星野源、BTS(防弾少年団)、TWICE、back number、ONE OK ROCKと、K-POP勢やロックバンドも上半期音楽シーンをにぎわせた。映画が興収100億円を超える大ヒットとなっていた『ボヘミアン・ラプソディ(オリジナル・サウンドトラック)』は、24.3万枚を売り上げ、7位と大健闘。声優によるラップバトルがシーンを熱く盛り上げている『ヒプノシスマイク−Division Rap Battle- 1st FULL ALBUM「Enter the Hypnosis Microphone」』は17.9万枚を売り上げ、TOP10入り。幅広いジャンルからの作品がランキングを彩っている。
【アルバム】 1位〜25位/26位〜50位
【デジタルシングル】 1位〜20位
【デジタルアルバム】 1位〜20位
【ストリーミング】 1位〜20位
【合算シングル】 1位〜20位
【合算アルバム】 1位〜20位
【アーティストトータルセールス】 1位〜10位
【新人アーティストトータルセールス】 1位〜3位
<集計期間> 2018/12/24付〜2019/6/17付
シングル:AKB48、9年連続1位で歴代自己記録を更新
また、AKB48は「上半期シングルミリオンセールス達成年数記録」でも、2011年より9年連続へと記録を更新。B’z(1993〜96年)、Mr.Children(1994〜97年)の2組による4年連続を2015年に上回り歴代単独1位となった同記録をさらに更新している。
指原莉乃のAKB48ラストシングルとして3月13日に発売された本作は、3/25付週間シングルランキングで初週126.3万枚を売り上げ、初登場1位を獲得。「シングル1位獲得数」を「RIVER」(2009年10月発売)から通算&連続42作目とし、「女性アーティスト歴代1位」の「シングル通算1位獲得作品数」「シングル連続1位獲得作品数」記録を自己更新した。
また、「歴代1位」の「シングルミリオン通算達成作品数」は今作で通算37作目、「シングルミリオン連続達成作品数」は「桜の木になろう」(2011年2月発売)から36作連続となり、こちらもともに自己記録更新となった。
アルバム:乃木坂46、上半期アルバムランキングで自身初の1位獲得
乃木坂46は、2015年上半期に1stアルバム『透明な色』が6位にランクイン。2016年上半期には2ndアルバム『それぞれの椅子』が3位、2017年上半期には3rdアルバム『生まれてから初めて見た夢』が5位にランクインしており、今年ついに、これまでの自己最高位3位を上回り、上半期アルバムランキング1位獲得となった。
本作は、2年ぶりのオリジナルアルバムとして4月17日に発売され、4/29付週間アルバムランキングにおいて、自己最高初週売上となる44.7万枚で1位に初登場。1stアルバム『透明な色』から5作連続、通算5作目の1位となり、SPEEDと並び女性グループ歴代1位タイだった「1stからのアルバム連続1位獲得作品数」を歴代単独1位とした。
【アルバム】 1位〜25位/26位〜50位
【デジタルシングル】 1位〜20位
【デジタルアルバム】 1位〜20位
【ストリーミング】 1位〜20位
【合算シングル】 1位〜20位
【合算アルバム】 1位〜20位
【アーティストトータルセールス】 1位〜10位
【新人アーティストトータルセールス】 1位〜3位
<集計期間> 2018/12/24付〜2019/6/17付