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ディズニープリンセス人気投票、1位は魔法の力を持つエルサ

プリンセス衣裳の着用シーンは普段使いにも拡大

 では、子どもたちはディズニープリンセスの衣装を何着所有しており、どんなシーンで着用しているのだろうか。その状況も訊ねたところ、全体の3割強が好きなプリンセスの衣装を所有していることが分かった。所有枚数は「1着」が6割強と最も多く、「2着」が約2割、「3枚以上」と答えた層は1割強であった。所有する衣装の大半は「お店で購入」されたもので、ハンドメイド派は少数であったものの、1枚所有の購入費用金額の平均は8500円、手作りの制作費用の平均は2800円と金額が大きく開いていることから、インターネット上に「ディズニープリンセスドレス作成のアイデア集」が多くアップされているのも頷ける。

 衣装の着用シーンは、誕生日やパーティー、ハロウィン、学芸会、ディズニーランドなどへの外出時などの“ハレの日”利用はもちろんだが、所有者の約3割が「普段、家にいるとき」(30代女性/栃木)、「普段家で1人ごっこ遊びをするときに着ている」(40代女性/千葉)、「友達が遊びに来たときや、兄弟とごっこ遊びをするとき」(40代女性/熊本)など、普段からドレスをよく着用していると答えており、ディズニープリンセスが子どもたちにとって身近な存在であることが伝わってくる。

実写映画化で人気上昇のベル、アラジンのジャスミンも?

 前出の実写リメイク作品『美女と野獣』(17年)の大ヒット以来、このところディズニーアニメーションの実写化が続いている。昨年は「くまのプーさん」の実写映画『プーと大人になった僕』、今年3月には『ダンボ』と続き、6月7日にはいよいよ『アラジン』が公開される。同作のヒロインであり、ディズニープリンセスの1人、ジャスミンはアグラバー国王・サルタンの娘で、自立心が強く、チャレンジ精神旺盛な女性として描かれている。王国の乗っ取りを企む国王の右腕・ジャファーにアラジンとともに立ち向かう姿は、いかにも現代の女性が憧れるプリンセス像そのもの。

 また、彼女の命令をよく聞く賢いトラを従えているという、ある意味での特殊能力を持ち合わせている点も子どもの目には魅力的に映るのではないだろうか。エマ・ワトソンが演じて、『美女と野獣』のベル人気が急上昇したように、今度はナオミ・スコット演じる美しい“戦うプリンセス”が、子どもたちのハートをがっちりつかむのかもしれない。
<調査概要>
調査対象者:小学生以下の子どもを持つ全国20〜50代男女
サンプル数:811サンプル
調査期間:2019年4月18日(木)〜4月25日(木)
調査方法:インターネット調査
調査機関:オリコン・モニターリサーチ

提供元: コンフィデンス

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