カリフォルニア州「シリコンバレー」地区は、サンフランシスコから車で南へ1時間ほど。名だたるIT企業が密集しているため、半導体の素材であるシリコンや地形にちなんでこの名前がつけられました。今回はこの地区での人気スポット、Apple本社に隣接した「Apple Park Visitor Center」をご紹介します。誰でも無料で入館できる上、開放感あふれるカフェもおススメですよ。
誰でも訪問できる「Apple Park Visitor Center」
Appleの本社があるのはシリコンバレーのクパティーノ市。2017年に本社キャンパスを同じ市内で移転し、新社屋の道向かいにできたのが全面ガラス張りの「Apple Park Visitor Center(アップルパーク ビジターセンター)」。
本社には部外者は入れませんが、こちらのビジターセンターは誰でも無料で入館できる上に休館日もないため、地元のAppleファンだけでなく旅人にも人気のスポットになっています。
さすがはIT企業!と驚くジオラマコーナー
入館してまず目を引くのがとてもシンプルなジオラマの展示場。あまりの何もなさに、一瞬「?」状態になるかもしれませんが、スタッフの方に促されて備え付けのiPadをかざすと…なんと新社屋も含めたPark全体を再現したリアルな映像が映し出されるんです!
屋根を開いて建物の細部まで観察することができるしくみはAR(拡張現実)という技術。さすがはIT最先端企業! 思わず「おー」と声がでるかも。
アップル製品も限定グッズも
建物中央部分にあるApple Storeには、iPhoneやiPad、MacBookなどの最新アップル製品はもちろん、お土産にもできるAppleのロゴが入ったグッズ類が販売されています。
小さなものはポストカードぐらいですが、ここでしか手に入らないTシャツ、帽子、トートバッグなどはAppleファンなら迷わず購入したくなるはず。
スタッフの方がとてもフレンドリーな雰囲気で商品説明をしてくれたり、日本人とわかると日本語で歌ってくれたり。ほかにもイベントやワークショップが開かれていることもあり、参加することでAppleの聖地を訪ねたという特別感を感じてみるのも良いかもしれません。
カフェの注文はもちろんiPadで
ガラス張りのため明るく開放感たっぷりのカフェにはぜひ寄っておきたいもの。
注文はもちろんiPadで。食事メニューはありませんが、ドリンク以外にチョコレートやシリアルバーなどのスナックがあります。
注文時にも、コーヒーなどが出来上がって呼ばれる時もファーストネームというのがアメリカらしいところ。
緑豊かで広い敷地「Apple Park Visitor Center」
広々とした敷地に緑がいっぱいの「アップルパーク ビジターセンター」。晴れた日には屋外のテーブルや2階のテラスでもまた違った雰囲気が楽しめます。
シリコンバレーには、ほかにもGoogleやFacebookなどの名だたるIT企業や名門のスタンフォード大学などがあり、落ち着いた雰囲気の町は観光地とはまた違った良さがあります。サンフランシスコに行くならぜひ一度足を延ばしてみてくださいね。
Apple Park Visitor Centerの基本情報
住所:10600 North Tantau Avenue Cupertino, CA 95014
電話番号:+1-408-961-1560
アクセス:サンフランシスコから車で約1時間
2019年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
■関連MEMO
Apple Park Visitor Center
https://www.apple.com/retail/appleparkvisitorcenter/
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