長崎鼻の桜と菜の花は、大分の春を代表する花見名所。観光コース「恋叶ロード」の終点にあり、長崎鼻リゾートキャンプ場もあります。
「花とアートの岬」として知られ、夏にはひまわりも咲きますが、やはり春の桜と菜の花が断然おすすめ。平日は駐車場も無料開放で、気軽に楽しめます!
長崎鼻の桜と菜の花を存分に楽しめる、必見ポイントを5箇所に分けて紹介します。
長崎鼻の桜は、菜の花畑の奥にあります!
長崎鼻の桜は、広大な菜の花畑の向こう側にあります。駐車場が3つあり、道を真っ直ぐ進んだ最初の駐車場の前で、既に写真のような光景を一望出来ます!
左側にあるのは、森貴也さんのアート作品「なるべく高いところから空を見る」。展望台も兼ねているので、早速登ってみましょう。
長崎鼻の桜と菜の花畑は、アート作品の上から展望すると一層よく見えます。桜は奥の駐車場周辺に多く、徒歩でも車でも行けます。
菜の花畑の中央には細い通路があり、望遠レンズを使用すれば畑の真ん中に立っている写真を撮影出来ます。畑自体は立入禁止なので、踏み荒らす事が無いように注意して下さい。
桜の側から菜の花畑を一望!
長崎鼻の桜は、一番奥の駐車場付近に多いので、花見目的なら一番奥まで行くのがおすすめ。しかし、満車の場合は手前に停めて歩いて行きます。
桜が菜の花畑や、他の作物の畑の緑とコラボして、実に印象的な光景を楽しめます!
タイミングによっては、桜に隣接した畑の作物が収穫されている場合も。収穫された農産物がカゴに入れられ規則的に並んでいます。こうした偶然もアートの一種として、おおらかな気持ちで楽しみましょう!
桜と菜の花と海を一望!
長崎鼻の桜と菜の花畑は丘の上にあり、海とは少し距離があります。一部のスマホに採用されている12mm相当の超広角レンズを使っても、左右にギリギリ入る程度。
桜と菜の花と海を一枚の写真に収めるのは困難ですが、その美しさは本当に印象的。忘れ得ぬ旅の思い出になります!
海を一望する桜の木の下には、敷物を敷ける場所もあり、お花見に最適。写真右側のアート作品は、戸田裕介さんの「水土の門/天地を巡るもの‐2(stage2)」です。
菜の花畑が海とコラボ!
長崎鼻の桜は、既に紹介した通りですが、ここは本来は菜の花の名所。桜の木が多い場所から離れますが、菜の花畑の中心も目指しましょう!
場所は、アクセス道路の途中で右折した駐車場の先です。韓国の現代美術界を代表するチェ・ジョンファさんによる、ピラミッド型のアート作品があり、こちらも展望台を兼ねています。展望台からの眺望は、まさに絶景です!
こちらの菜の花畑は、海もよく見えます。周辺にはオノ・ヨーコさんのアート作品「見えないベンチ」が13個も設置されています。
しかし、名前の通り平たい石で遠くからは見えないので、意識的に探さないと見つかりません。作品を探すという行動から仕組まれている彼女らしい作品を楽しめば、長崎鼻が一層印象深くなるでしょう。
丘巡りの道路も印象的!
長崎鼻の魅力は、花とアートに代表されます。主役である桜や菜の花に注目していると忘れてしまいますが、実は花畑に至る道路も印象的です!
長崎鼻では桜や菜の花が美しいので、最高の場所を求めて散策を楽しみ続けます。つまり実際には絶景を追い求めて、丘を巡る道路上を歩いている時間が非常に多いのです。
長崎鼻の花が素晴らしいのと同様に、そこに至る道路も、この場所でしか見ることが出来ない光景に違いありません。後で後悔しないように、道路の写真も意識的に撮影しておきましょう。
長崎鼻の桜と菜の花の基本情報
住所:大分県豊後高田市見目4060
電話番号:0978-54-2200(NPO法人長崎鼻B・Kネット)
例年の桜見頃時期:4月初旬
夜桜ライトアップ:なし
アクセス:JR日豊本線宇佐駅から伊美行きバス約45分、長崎鼻キャンプ場入口下車徒歩約20分
2019年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
■関連MEMO
長崎鼻リゾートキャンプ場 ホームページ(開花情報あり)
http://www.nagasakibana-oita.jp/
園内のアート作品紹介
http://www.nagasakibana-oita.jp/arts/arts.html
園内マップ
http://www.nagasakibana-oita.jp/maps/
岡城跡の桜5選!豊後竹田城址は、大分のおすすめ花見名所
https://www.travel.co.jp/guide/article/37509/
【LINEトラベルjp・ナビゲーター】
藤田 聡
