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ローマで行きたい!“穴場なドルチェ”おすすめ3店


イタリアの首都ローマは、訪れたい観光地として常に人気の都市。一年中、多くの人で賑わっています。観光名所巡りの他に、ローマは「食」の楽しみもあります。イタリア国内でもローマでしか食べれない名物ドルチェ(お菓子)と、おすすめの穴場店をご紹介させていただきます。

ローマっ子が大好きマリトッツォ!「ロッショーリ・カフェ」で味わう

写真:Etsuko Ciao

「ロショーリ・カフェ」は、ローマの名物パスタ「カルボナーラ」で評判のロショーリのカフェ店です。カフェでカルボナーラもいただけます。場所はロショーリと同じ並びで、ヴィットリオ・エマヌエレ2世記念堂から徒歩10分程。間口が狭く看板が目立たないので、うっかり通り過ぎないよう気をつけて!店内は入口から奥に向かいカウンターが配置されています。
地元の人で賑わい、混雑時はカウンター前で注文する人達でいっぱい!バリスタまでなかなか声が届かないことも。こちらのカフェは最初にカウンターで注文し、最後に会計するシステムです。

写真:Etsuko Ciao

ローマ名物の「マリトッツォ」は、コッペパンに生クリームをたっぷりはさんだシンプルなお菓子パン。ふわふわした生クリームの甘さとパンが絶妙なコンビネーション!リピーター続出の名物です。
1個でも大きくて食べ応えがあります。写真はハーフサイズで、お試しにはちょうどいい大きさ。お昼には通常サイズは完売してしまうかもしれませんが、ハーフサイズがあるか念のためご確認を!ハーフサイズがあれば、バリスタが用意してくれます。
マリトッツォと併せて、写真左の冷たいコーヒー「カフェ・フレッド」もおすすめ。ご参考まで、お値段はマリトッツォのハーフサイズ2.5ユーロ、カフェ・フレッド4ユーロです。
マリトッツォ(Maritozzo)の由来にはいくつか説があります。そのうちの一つが、未来の妻となる彼女が、未来の夫となる彼から受け取るというもの。イタリア語で夫はマリート(Marito)の意味。マリートから贈られるマリトッツォという説。

写真:Etsuko Ciao

マリトッツォはお店により生クリームの乗せ方が違うので、比べると興味深いです。ローマ滞在中、マリトッツォ巡りをされると面白いかもしれません。
カウンターのショーケースには、可愛らしい一口サイズのドルチェやパニーニが並んでいるので、余力あればいくつかお試し下さいね。
<Roscioli Caffeの基本情報>
住所:Piazza Benedetto Cairoli, 16 Roma
電話番号:+39-06-89165330

幸せに導くフルラート「ミスト・アマルフィ」を老舗パスクッチでいただく

写真:Etsuko Ciao

「のど越し爽やかな冷たいモノが欲しい!」そんな時におすすめなのが、パスクッチの「フルラート」。フルラート(frullato)はイタリア語で「フルーツシェイク」。複数形はフルラーティ(frullati)です。
「パスクッチ」は1937年から続く老舗。場所はトッレ・アルジェンティーナ広場の路地からすぐ近く。広場はヴィットリオ・エマヌエレ2世記念堂から徒歩約10分です。路地に入ったら上を向いて看板を探すと見つかります。
パスクッチのフルラートは、戦後ローマへ来たアメリカ人が「スムージー」と呼んでいたミルクセーキからインスピレーションを得て作りました。それから70年以上続いているのです。

写真:Etsuko Ciao

フルラートは20種類あり、どれも新鮮なフルーツを使用してその場でミキサーにかけて作ります。
一番のおすすめは、多くの人を幸せにすると名高い伝説の「ミスト・アマルフィ(MISTO AMALFI)」です。使われているのは、リンゴ、パイナップル、桃、梨、バナナ、レモンジュースとチェリー。大きなグラスにいっぱい入れてくれるのが嬉しい限り(3ユーロ)。それぞれのフルーツが融合し、みずみずしく自然な甘さを感じさせる味わい。喉越しもなめらかです。他にはキウイ、桃のフルラートもおすすめです。

写真:Etsuko Ciao

ドリンクと軽食も豊富なバールです

写真:Etsuko Ciao

フルラート以外のメニューもかなり充実しています。バールとしてコーヒーやサンドイッチ等の軽食がいただけますし、フラッペ、ジュース類もあります。アルコールも飲めるので、夕方軽く一杯飲みにくるのもいいかもしれませんね!
<FRULLATI PASCUCCIの基本情報>
住所:Via Di Torre Argentina N.20,00186, Rome
電話番号:+39-06-686-4816

ローマでここだけ!濃厚水牛ミルク「ジェラーティ&モッツァレッレ」

写真:Etsuko Ciao

ローマでおすすめ、秘密にしておきたい「ジェラーティ&モッツァレッレ」。その理由は、お店の名前にヒントあり!
カンパーニャ州の名産チーズ「モッツアレラ」は、乳牛のミルクで作られたものと、水牛のミルクで作られた2種類があります。水牛で作られたものを「モッツァレラ・ディ・ブーファラ」と呼んで区別しています。通常の乳牛ミルクより濃厚でトロリとした味わい深さが特徴です。色もより白く、コクのあるミルキー感でとろけそうになります。
この高品質水牛ミルクを使用し、味わい深いジェラートに仕上げています。グルテンを使用せず、更に腸の働きを整え、カルシウムの吸収を増加させる作用も促しています。

写真:Etsuko Ciao

写真は一番小さいサイズ(ピッコロ)ですが、ボリュームはかなりあります。2種盛りで、生クリームも無料でトッピングしてくれます。「コンパンナ (Con panna)」と言って生クリームをお願いしましょう!
写真のジェラートは、店員さん一押しのセレクトで、Pura noce di sorrento(イチジク味)とIl Siculo(ピスタチオ、アーモンドとオレンジ)の2種盛り、サイズはピッコロで2ユーロです。
店内にはオリジナルのリンゴ、パイナップル、スイカ、リコッタ、ナシ味もありますので組み合わせで楽しんで!季節のフルーツを使い、食物繊維もたっぷりで体に優しいジェラートです。チョコレート味は、乳製品を使わずに作られています。

写真:Etsuko Ciao

コーンはチョコレートが塗られた華やかなものもあるので、自分だけのジェラートを味わうことができます。店内には座る場所もあるので、座ってジェラートをゆっくり味わって!

美味しいのはジェラートだけじゃない

写真:Etsuko Ciao

実は「ジェラーティ&モッツァレッレ」はトリュフやケーキも美味しいパスティッチェリア(お菓子屋)でもあるのです。店内にはホールケーキ他、可愛らしいお菓子がショーケースにぎっしり並んでいます。見ているだけで食べたくなってきます!

写真:Etsuko Ciao

<Gelati & Mozzarelleの基本情報>
住所:viale Guglielmo Marconi, 236 Roma
電話番号:+39-06-5574814

ローマでしか食べられない名物ドルチェを!

イタリアは、その土地に根付いた名物料理やお菓子が存在しています。ローマへいらしたら「ローマ名物」を楽しんで下さいね。
名物マリトッツォは生クリームを使用しているため、作り立ての時間がおすすめ。その訳は、時間が経つと生クリームはだれてしまうから。午前中の購入か、朝ごはんでいただくのがいいでしょう。午後、店頭のショーケースになくても作ってくれる場合があるので念のためご確認を!
老舗「パスクッチ」では、伝説のオリジナル「ミスト・アマルフィ」をぜひ。他ではいただけません。旬のフルーツで体から健康になることを感じさせてくれるフルラートです。
材料のクオリティにこだわりぬいた「ジェラーティ&モッツアレッレ」は、観光名所の中心部からは少し遠いのですが、ローマっ子お墨付きのジェラート!ぜひご堪能下さい。
2018年7月現在の情報です。最新の情報は関連MEMOからご確認ください。

■関連MEMO
Roscioli Caffe
https://www.rosciolicaffe.com/
FRULLATI PASCUCCI
http://www.pascuccifrullati.it/?utm_source=tripadvisor&utm_medium=referral
Gelati & Mozzarelle
https://www.facebook.com/gelatiemozzarelle/?rf=163116967090960

【トラベルジェイピー・ナビゲーター】
Etsuko Ciao

提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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