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夏の北海道観光の魅力をギュッと凝縮!さっぽろ羊ヶ丘展望台


北海道旅行は移動に時間がかかるので、北海道らしさを一度に体験できる場所に行きたいと思っている方が多いはず。そんな方にお勧めしたいのが、北海道の見どころをぎゅっと集めた「さっぽろ羊ヶ丘展望台」です。
さっぽろ羊ヶ丘展望台は、北海道開拓の父と言われる「クラーク像」のある観光スポット。石狩平野が一望できる展望台には、広々とした牧草地に羊が群がり、夏の北海道ならではのイベントや美味しいものがあります。

クラーク広場で札幌を感じよう

写真:ミセス 和子

クラーク広場の中央には、北海道開拓の父と呼ばれる「ウイリアム・スミス・クラーク」が、右手が遥か彼方を指している姿の像(クラーク像)があります。北海道開拓精神を励ます言葉「ボーイズ・ビー・アンビシャス(少年よ大志を抱け)」は、今でも伝えられている言葉です。
クラーク博士は明治9年7月、「北海道農学校(現在の北海道大学)」初代教頭として招かれ、教え子達に動物や植物学、キリスト教の教えによる道徳を教え、北海道開拓の歴史に大きな影響を与えてくれました。

写真:ミセス 和子

クラーク像は、人気の観光スポット。もともとクラーク像は、北海道大学構内にある胸像だけでしたが、有名なポプラ並木とクラーク像を見に押し寄せる観光客が多くなり、観光公害現象が生じました。
そんな事もあり、昭和51年4月に北大開基100年およびアメリカ合衆国の建国200年を記念してこの地にクラーク像が作られました。
さっぽろ羊ヶ丘展望台から、札幌の景色と広大な石狩平野が見渡せます。
近くにはまるで、宇宙船が緑の芝生に不時着したかのような札幌ドームの銀色の屋根が見えます。

写真:ミセス 和子

昭和47年、故石原裕次郎氏が歌い大ヒットした札幌の歌、「恋の町札幌」の歌碑が作曲者、浜口庫之助氏の胸像とともに置かれています。
ボタンを押すと、懐かしい曲が「羊ヶ丘展望台」に響きます。この歌碑は大ヒット曲「恋の町札幌」を記念して、平成3年6月6日にこのクラーク広場に設置されました。

牧草を食む羊の群れ

写真:ミセス 和子

クラーク像の裏側は、広大な牧草地が広がります。タイミングが合えば、羊たちが草を食んでいる北海道らしい風景を眺める事ができるでしょう。

写真:ミセス 和子

ここは観光農園ではなく農業試験場の一部なので、いつでも羊の群れに出会えるわけではありません。羊の生活の一部、お食事タイムなのです。近くには「羊の家」もあります。

ラベンダーの摘み取り体験も

写真:さっぽろ羊ヶ丘展望台

敷地内のオーストリア館の裏庭では、毎年夏になると1200平方メートルの畑に、1300株を超えるラベンダーが一斉に咲き誇ります。品種は「おかむらさき」と言い、色は濃い紫色でやや長めの花穂と茎が特徴です。ラベンダーの甘い香りと、綺麗な紫色の絨毯が目に優しく癒されます。
ラベンダーは富良野市が有名ですが、札幌の羊ヶ丘展望台でも素晴らしい景色を見ることができます。

写真:さっぽろ羊ヶ丘展望台

さっぽろ羊ヶ丘展望台では、7月中旬から下旬にかけて、指定された場所のラベンダーを1人50本を原則として、摘み取り体験ができます。
畑の中の白いテントの中にいる職員の方が、「ハサミ」や「輪ゴム」「袋」を貸してくれます。
基本情報
期間:2018年7月13日〜2018年7月22日
時間:10時〜15時
料金:無料

写真:ミセス 和子

ラベンダー園に続く広大な芝生では、走っても転んでも障害物がないので小さなお子さん連れでも安心。大人も童心に帰って安全に過ごす事ができるでしょう。

チャペルや雪まつり資料館も

写真:ミセス 和子

白い壁に赤い屋根の建物が二軒あります。向かって右の建物は「雪まつり資料館」。毎年冬に大通公園で開催される「さっぽろ雪祭り」の歴史がパネルや写真、ポスターで展示されています。過去に造られた雪像の模型も展示されていて、懐かしく感じられます。
左側の「クラークチャペル」は、札幌北一条教会を二分の一サイズに復元した建物。解体された北一条教会を惜しむ声から再現された建物です。

写真:ミセス 和子

「札幌ブランバーチ・チャペル」は、北海道ならではの自然の中で、挙式ができるチャペルです。ブランバーチとは「白樺」を意味します。白樺は北海道では縁の深い木で、新たな生命や愛を表現しています。
チャペルの3階(屋上)は展望スペースとして開放されています。羊ヶ丘展望台が一望でき、素敵な風景が眺められます。

写真:ミセス 和子

手前は「オーストリア館」で、1階はソフトクリームやテイクアウトコーナー、2階は北海道のお土産店があります。
オーストリア館は、札幌冬季オリンピック(1972年)の際に、オーストリアの選手村として建築されましたが、オリンピック終了後に寄贈され、この地に移築されました。
オーストリア館の左手は、「羊ヶ丘レストハウス」があります。北海道ならではのジンギスカンをここでいただく事ができます。

羊ヶ丘展望台の美味しいもの3選

写真:ミセス 和子

羊ヶ丘レストハウスでは、北海道のソウルフード「ジンギスカン」をいただいてみましょう。新鮮なラム肉は、臭みがなく爽やかな味わいです。ラム肉と野菜を焼いて、タレを付けていただく「札幌式」と、滝川市ルーツのタレ漬けの味付け肉の二種類が提供されています。
ラム肉以外にも、エゾ鹿肉や北海道産の豚肉もあります。
基本情報
羊ヶ丘レストランの営業時間
5月〜6月/ 10時30分〜17時
7月〜8月/ 10時30分〜19時
9月/ 8時30分〜18時
10月〜4月/ 10時30分〜15時

写真:ミセス 和子

オーストリア館1階で買える、「白い恋人ソフトクリーム」。白い恋人に使われているホワイトチョコが、クリームに練りこまれているソフトクリームで、冷たいホワイトチョコのような濃厚な美味しさがあります。ホワイト、ブラック、ミックスの三種類があります。

写真:ミセス 和子

「メリーさんのひつじアイス」は、羊の乳で造られたアイスクリーム。クセの無いサッパリとした甘さがあります。羊ヶ丘レストハウスの隣、オーストリア館1階の売店で販売されています。美深町にある松山農場で製造されています。
羊の乳は、脂肪分とたんぱく質、ビタミンDやミネラルが牛乳の約2倍、栄養価が高く吸収が早いので健康に良いそうです。

さっぽろ羊ヶ丘展望台の基本情報

住所:札幌市豊平区羊ヶ丘1番地
電話:011-851-3080
営業日:年中無休
営業時間:
5月〜6月/ 8時30分〜18時(入場受付17時45分迄)
7月〜8月/ 8時30分〜19時(入場受付18時45分迄)
9月/ 8時30分〜18時(入場受付17時45分迄)
10月〜4月/ 9時〜17時(入場受付16時45分迄)
入場料:大人・520円(年間パスポート1000円)
小学生・中学生・300円
アクセス:
新千歳空港〜車で(北広島IC〜国道36号線)約40分
JR札幌駅〜車で約30分、バスで(東急デパート南口)約40分
地下鉄東豊線福住駅〜バスで約10分

2018年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
さっぽろ羊ヶ丘展望台
https://www.hitsujigaoka.jp
「たびねす」雪遊び初心者にお勧め!札幌「羊ヶ丘スノーパーク」ラム丼も美味しい!
https://www.travel.co.jp/guide/article/3141/

【トラベルジェイピー・ナビゲーター】
ミセス 和子

提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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