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アストンマーティン・ヴァンテージ(FR/8AT)【海外試乗記】


見た目が9割!

スタイルも中身も一新! 攻めのデザインをまとって登場した、新型「アストンマーティン・ヴァンテージ」。アストンきってのリアルスポーツは、どれほどの走りを見せるのか? ポルトガル・アルガルベサーキットで、その実力を解き放った。

アグレッシヴさを前面に

「獰猛(どうもう)」、「肉食」、「アグレッシヴ」……そんな形容詞が思わず浮かぶその姿は、英国調の控えめさを感じさせた先代より好き嫌いが分かれるに違いない。けれどアストンマーティンらしさという背骨を通しつつ、モデルごとにキャラクターを明確に分けていくというのが、このブランドの今の戦略。となれば、末弟であるヴァンテージがこうした方向性を選ぶのは当然というものだろう。

全長4465mm×全幅1942mm×全高1273mmというボディーサイズは、従来に比べれば前後左右にひと回りずつ大きいとはいえ、いまだコンパクトと言える範疇(はんちゅう)には収まっている。近づくほどにそれは実感できるけれど、遠目に見たときのインパクトは大きい。伝統的な形状を、多量の空気を導入するという今、求められる機能に鑑みて新たな解釈でまとめたラジエーターグリルや、さながらル・マン参戦車両のような巨大なリアディフューザーといったディテールが効いているのだが、いずれもデザインのためのデザインではないこともあり、見るほどに納得でき、目に馴染(なじ)んでくる印象だ。

インテリアの造形も、やはりこれまでのこのブランドのイメージとはひと味違っている。着座位置はとても低く、異型ステアリングの向こうの全面レザー張りのダッシュボードも、スポーティーな造形とされている。ギアセレクターがボタン式なのはこれまでと同様だが、そのレイアウトはいかにもオトコが好きそうなガジェット感を演出。インテリアというよりコックピット。そう表現したくなる空間に仕上がっているから、ドライバーズシートに収まると自然と気分が高揚してくる。...

提供元:webCG

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