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ハスクバーナ・ヴィットピレン701(MR/6MT)【レビュー】


引き算の美学

北欧のバイクブランド、ハスクバーナから待望のロードモデル「ヴィットピレン701」が登場。700ccクラスのビッグシングルエンジンと、250ccクラスに比肩する軽さが織り成す走りとは? “白い矢”という名を冠したニューモデルの実力をリポートする。

シンプルな構造で軽さを追求

スウェーデンで誕生し、二輪の生産を開始してから115年。前身となった銃器メーカーを含めると329年もの歴史を誇るブランドがハスクバーナだ。長年オフロード系のモデルを得意としてきたが、ここ数年は各国のモーターショーでオンロード向けのコンセプトモデルをたびたび披露。量産化への期待が高まる中、ついに発表されたのがこのヴィットピレン701である。

ベースになっているのはKTMの「690デューク」だ。ハスクバーナは2013年からKTMの傘下に入っているため、その車体の一部が流用されたわけだが外観に共通項はほとんどない。アグレッシブで若々しい690デュークに対してヴィットピレン701のたたずまいはグッと大人びているほか、スウェーデン語で“白い矢”を意味する車名の通り、細身でシャープな雰囲気が与えられているのが特徴だ。

それは雰囲気だけにとどまらない。水冷単気筒エンジンとクロモリパイプフレームの組み合わせは車体の軽量化に貢献し、692.7ccという排気量にもかかわらず、国産250ccクラスのスポーツバイクと同等の157kg(燃料なしの半乾燥状態)という車重を実現。高価な素材を使うことなく、シンプルなパーツ構成によってライトウェイトスポーツとしての資質が突き詰められているのである。...

提供元:webCG

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