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「チームラボ 福岡城跡 光の祭 2019-2020」今注目!冬アート展が開催


「チームラボ 福岡城跡 光の祭 2019-2020」(福岡県福岡市)が、現在開催中です。会期は、2019年11月29日から2020年2月23日まで。2017年度以来二年ぶりの開催ですが新作品が加わり、内容も更にパワーアップ。注目の冬のアート展です!
今回は、2017年度の展覧会との比較を交えながら、全作品の見所を詳細に解説。福岡城跡は広大な敷地なので、効率良く一筆書きで歩く順番でご紹介します。

「チームラボ 福岡城跡 光の祭 2019-2020」って、どんな展覧会?

写真:権丈 俊宏

福岡城は、約400年前に黒田氏によって築かれた名城。天守台・本丸・二の丸・三の丸の門など、多くの部分が石垣で築造。別名、石城とも呼ばれています。

写真:権丈 俊宏

またチームラボとは、アーティスト・プログラマ・エンジニア・CGアニメーター・数学者・建築家など、様々な分野のスペシャリストから構成されたアート集団。日本国内のみならず、ニューヨークやロンドンなど世界各地で展覧会を開催。近年注目のアート集団です。
「チームラボ 福岡城跡 光の祭2019-2020」では、福岡城跡の中心部約2万平米で展覧会を開催。江戸時代から続く和の歴史をそのままに、様々なデジタル技術により独自性の高いアート空間に変わっています。

巨大卵形体が新登場!天守台前広場はインスタ映え抜群

写真:権丈 俊宏

チケットを購入して会場へ入ると、最初に到着するのが天守台前広場。ここで見れるふたつの作品が、「自立しつつも呼応する生命の森」・「呼応する木々と自立しつつも呼応する生命」です。光を発する卵型体が無数に置かれています。
今年は、2017年に展示していた「呼応する木々と自立しつつも呼応する生命」に加え、また一段と大きな卵形体で埋め尽くされた迷路のような「自立しつつも呼応する生命の森」が展示され、見応えが一段とアップしました。

写真:権丈 俊宏

光の卵型体は、押したり叩いたりして衝撃を受けると、色を変化させ、色特有の音色を響かせます。周りの卵型体は、近くの卵型体から連続的に呼応し、同じ色・同じ音色を響かせていきます。

写真:権丈 俊宏

また、光る卵型体のあるこのエリアは、記念撮影やインスタ映えスポットとしても大人気。多くの若者が写真撮影にいそしんでいます。恥ずかしがらずに、思い思いのポーズでキメましょう!
※場内は撮影OKですが、照明の使用・フラッシュ撮影禁止です。

天守台跡で見るべき三つの作品!

写真:権丈 俊宏

次は、天守台最上部にある展望台へ上ってみましょう。光る卵型体群の全貌がここで臨めます。また卵型体だけでなく、木々の光も連続的に変化する様子も楽しめますよ!

写真:権丈 俊宏

続いては、展望台直下へ移動。新作の「石垣の追われるカラス、追うカラスも追われるカラス - 石城大天守」を展示しています。
こちらは、福岡城の美しい石垣を利用したインスタレーション(映像)作品。光で描かれた黒いカラスが空間を飛び回り、その軌跡が空間に書を描写。カラスが互いに追い追われ、追うカラスも追われる側になり、追いつかれぶつかると、カラスは散って花となっていきます。

写真:権丈 俊宏

続いては、天守台石垣の裏手にまわってみましょう。作品名「大天守台跡の石垣に住まう花と共に生きる動物達」。全長60m・高さ10mの石垣を利用した巨大なアート作品です。
花々が動物の体で生まれ、人が動物に近付くと花々は散り、全部散ると最後は動物も消えていきます。単に美しさだけでなく、生命のはかなさ・尊さを表現した作品にも感じられ、観る者に深い感銘を与えてくれます。こちらは2017年度でも大人気の作品でした。

新作品!「お絵かき黒田官兵衛」は子供に大人気

写真:権丈 俊宏

続いては、新作の「お絵かき黒田官兵衛」。黒田官兵衛にゆかりのある歴史上の人物(織田信長・豊臣秀吉など)が登場する作品です。

写真:権丈 俊宏

しかし、そこはチームラボ! 指定の紙にお絵かきをして、その絵をスキャンすると、描かれた絵が目の前の巨大な草原に登場します。福岡ならではの作品です。

写真:権丈 俊宏

また画面に近寄って人物に触れると、何とセリフが登場! 愉快さ溢れるパフォーマンスで、子供たちに大人気の作品です。

〆は、石垣に「空書」が!

写真:権丈 俊宏

最後は、石垣を下りて出口方面へ。作品名は「石垣の反転無分別 - 石城跡」。こちらも新作です。この作品は、石垣に「空書」を書き続けたもの。

写真:権丈 俊宏

「空書」とは、空間に書く書。ここでは書の墨跡が持つ深さや速さ・力の強さのようなものを、空間に再構築しています。
この様に、一段とパワーアップした「チームラボ 福岡城跡 光の祭」。九州屈指の規模を誇る福岡城跡と、今も進化を続けるチームラボの芸術性の融合は、まさに2019年度注目すべき冬イベント。訪れると、きっと深い思い出として、記憶の奥に残り続けるに違いありません。

「チームラボ 福岡城跡 光の祭 2019-2020」の基本情報

住所:舞鶴公園 福岡城跡(福岡県福岡市中央区城内)
電話番号:092-711-5528(チームラボ 福岡城跡 光の祭2019-2020実行委員会事務局)
アクセス:【電車】福岡市地下鉄赤坂駅・大濠公園駅より徒歩8分
※周辺道路は渋滞しがちですので、公的交通機関がおすすめです。
時間:18:00〜22:00 ※入場は21:30まで。※12/31は25:00まで
料金:大人1,200円、中高生800円、子ども400円、3歳以下/無料
2020年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
チームラボ 福岡城跡 光の祭 公式サイト
https://www.teamlab.art/jp/e/fukuoka-castle/

【LINEトラベルjp・ナビゲーター】
権丈 俊宏

提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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