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東京から台湾に就航する航空会社は?どのフライトが便利か比較!


首都圏の成田、羽田両空港と台湾間に就航するエアラインは合計10社。フルサービスキャリア(運賃にサービスの含まれた従来型のエアライン)が5社とLCCが5社です。LCCの就航で旅の選択肢が随分広がりました。ここでは簡単な時刻表とともに、どのフライトが便利か比較してみました。

もう一度フルサービスキャリアを見直してみよう

写真:Koji Kitajima

フルサービスキャリアの最大の特徴は、大きく二つ。就航機材は変更になることもありますが、時刻表上ではエアバスA330、A350やボーイング777、787などワイドボディー機が就航することが多く、ゆったりとした旅が楽しめます。もう一つは、羽田空港から松山空港というアクセスがいい両空港を飛んでいること。機内食やアルコールを含むドリンクも無料で提供されます。どんな機内食が出てくるか楽しみでもあります。
日系エアラインは、JAL日本航空とANA全日空。この二社は言わずもがなですね。JALは成田と羽田から毎日2便づつ午前と午後に。ANAは成田から夕刻に毎日1便、羽田から午前と昼に毎日2便を就航させています。

歴史のある「チャイナエアライン」

1959年創業で、2017年には日本就航50周年を迎えた日台線の顔とも言えます。29か国の151都市へ就航し、日本は14空港に乗り入れます。新機材の導入も積極的で、エアバスA350をアジアのエアラインの中ではいち早く導入しました。成田から毎日5便桃園空港へ。羽田から朝と午後の毎日2便を松山空港へ就航。

制服も一新して若々しいイメージの「エバー航空」

エバー航空は、1989年に長栄海運のグループ会社として誕生した比較的若い会社。世界53都市に路線網を持ち、日本の9つの空港に乗り入れます。ボーイングの新型機787を発注し、受領を待っている状況です。成田から桃園空港へ午後と夜。羽田から松山空港へ午前と昼にそれぞれ毎日2便就航します。

香港の「キャセイパシフィック航空」は台湾も寄港

戦後間もない1946年に誕生した歴史あるエアラインです。保有する全機材がワイドボディー機なのは世界でも少数派。成田から午前と午後に毎日2便は桃園空港が経由地。最終目的地は香港です。

写真:Koji Kitajima

LCCのおさらいを!

LCCは、今まで航空機の運賃は高いと思っていた層に利用を促す画期的な運賃体系を持つ新しい形のエアライン。日本では、2012年に就航開始したピーチが最初です。各社の打ち出す運賃は安いことで売っていますが、付帯サービスは有料。機内食やドリンク類も購入が必須。基本的に持ち込みも許されていないケースがあります。手荷物や座席指定など快適さをもとめるならお金がかかります。付帯サービスのルールも変わることが多く、常にホームページで確認が必要です。

関西空港拠点のファッションLCCは 「ピーチ」

2012年に日本の最初のLCCとして誕生。可愛らしいピンクの機体は女性に大人気で、なんと搭乗者の女性比率が50%以上!羽田空港から桃園空港へ毎日1便が早朝に出発します。インスタ映えする旅先を紹介するなど女子旅にも力を入れており、ファッションエアラインと呼んでもいいでしょう。

リゾートLCCの「バニラエア」

バニラエアは拠点とする成田空港から毎日4便朝、昼、夕刻、夜に桃園空港へ就航しています。ピーチとともに全日空グループの会社で、両社で成田と羽田の2空港を使い分けます。奄美やセブなどのリゾートに強く、太陽をイメージする明るい黄色がカンパニーカラーです。

写真:Koji Kitajima

オーストラリアの風をまとう「ジェットスタージャパン」

日本航空とオーストラリアのカンタス航空などが出資して2011年に設立したのはGKジェットスタージャパン。毎日1便が夜間に成田空港から桃園空港へ就航します。オレンジ色がカンパニーカラー。公式キャラクターのジェッ太君はLINEスタンプにもなるほどに人気です。

写真:Koji Kitajima

台湾のエアラインは1社のみ「タイガーエア台湾」

チャイナエアラインが2013年に設立したLCCです。宇宙ねこ「クロロ」をマスコットにするなど若年層への売り込みに長けています。成田空港から毎日2便昼と夕刻に。羽田空港から毎日1便早朝に桃園空港へ就航しています。

写真:Koji Kitajima

LCCの中でも機材が大きい会社は「スクート」

シンガポール航空グループが2011年に設立したスクート。「走り出す」という意味の社名は、そのカジュアルなサービスと共に話題となって若者に人気があります。台北は経由地であり、機材はシンガポールが発着地です。成田空港から毎日1便が午前中に桃園空港に飛びます。設立当初よりワイドボディー機を就航させていることで他社と差別化しています。2017年にシンガポールの格安航空会社だった「タイガーエア」も傘下に入れました。機内食も美味しいと評判!有料のWi-Fiサービスも提供されており、ビジネスクラス「スクートBIZ」の設定もあります。

自分の旅のスタイルに合ったエアラインを選ぼう

ツアーだと航空会社を選べない場合もありますが、個人旅行ではこだわりのエアラインを選んでみては。計10社のプロフィールを頭に入れて値段と個性を検討しつつ、自分に合ったエアラインで旅立ってはいかがでしょう。移動時間が充実すると旅先での想い出も深いものになる気がします。最後に、とっておきの旅のスタイルをお教えします。
日本からは短距離国際線の部類に入る東京から台北。それが故に、フルサービスキャリアでも比較的運賃は安くなります。それだからこそ、ビジネスクラスを選ぶ選択肢もたまにはいいもの。10万円以内で用意できることもあります。それでいて、ラウンジは長距離旅客も同じ場所。お得に優雅な旅となります。ビジネスクラスデビューを台湾から!

【トラベルjpナビゲーター】
Koji Kitajima

提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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