もうすっかり高級車
「フォルクスワーゲン・ゴルフR」のマイナーチェンジモデルが日本に上陸。フロントに積まれる2リッター4気筒ターボエンジンは歴代最強の最高出力333PSにまで到達している。ステーションワゴンの「ゴルフRヴァリアント」を試す。
Rもマイナーチェンジ
2024年夏にドーンと計5車種のニューモデルの国内導入を発表して、それまでの元気のなさがウソのように一気に新車攻勢をかけているフォルクスワーゲン ジャパンだが、今どきはどこもSUV推しとはいえ、やはり大黒柱はゴルフである。2021年に国内導入された8世代目、すなわち「ゴルフ8」がいまひとつ勢いに欠けるなかで、マイナーチェンジ版の「ゴルフ8.5」に寄せられる期待は大きい。
スタンダードシリーズに続いて年明けの東京オートサロンでお披露目されたのが「GTI」のさらに上を行く最強力版のゴルフR。RヴァリアントはRのステーションワゴン版である。しかも今回紹介する「アドバンス」はナッパレザーシートなどを標準装備する豪華仕様で、価格は750万円あまりにも達する(Rヴァリアントは712.9万円)。さらにこの上にharman/kardonプレミアムサウンドシステムとスライディングルーフを含む「ラグジュアリーパッケージ付き」(785.4万円)も設定され、ワゴンのRだけでも3種類が用意されている。
それにしても、とため息が出る。いかに333PSのターボエンジンと4WDシステムを搭載する最強のゴルフとはいえ、さらに円安ユーロ高は百も承知ではあるが、本体価格でおよそ750万円とは正直驚きである。もうプレミアムブランドのライバルと同等、いやむしろ上回っているほどだ。ちなみに2022年に導入された際のRヴァリアントは652.5万円だった。ただし、本国価格を換算すると900万円クラスというから、フォルクスワーゲン ジャパンの努力も認めないわけにはいかないだろう。...