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緑と紫陽花に包まれる境内が美しい!京都「六孫王神社」


6月の花といえば真っ先に紫陽花を思い浮かべる方も多いと思います。京都には名所も多く、またこの時期は春の桜の時期と違い比較的人も少なくゆっくりと見て回ることができるのも大きな魅力。
桜の名所として知られる「六孫王神社」は紫陽花も美しく、誕生水弁辯天社や神龍池など水に関する風流な光景を見ることもできます。境内には、ボンボリや通称「恋の橋」と呼ばれる朱色の橋もあり、緑とのコントラストが美しく必見です!

紫陽花が美しい六孫王神社

写真:古都の U助

京都駅から西へ約15分ほど歩いた場所にある「六孫王神社」は、春は桜や桃が美しく、桜のあとにはサツキやボタン、藤棚の藤が咲き、6月中旬ともなれば美しい紫陽花を見ることができる神社。また、境内のすぐ北部にJRの線路が走っている為、境内からも新幹線や在来線の車両を見ることができます。

写真:古都の U助

境内東側の壬生通に沿って紫陽花が咲く様子は、特に見応えがあります。紫陽花はホンアジサイにガクアジサイなど品種も多く、色合いも白やピンク、青と美しく咲き誇ります。

緑に包まれる境内

写真:古都の U助

境内にある神龍池に架かる石橋の奥には唐門や拝殿、回廊、そして本殿が控えています。それぞれ元禄年間再建されたもので京都市有形文化財に指定されています。
「六孫王神社」は多田源氏とも呼ばれる源満仲がその父・源経基の遺言に従って創建された神社です。経基は清和天皇の六男・貞純親王の子であり、清和天皇の孫であることから六孫王と呼ばれていたことが社名の由来。経基はかつて境内一帯にあった邸宅に住み、死後は龍神となってこの地の池に留まり子孫繁栄を祈ると遺言したと伝えられています。

写真:古都の U助

境内の池の周囲ではソメイヨシノのほか大島桜、普賢象桜、御衣黄桜、鬱金桜といった珍しい桜も見られます。種類が多いので見頃が長いのも特徴ですが、桜が散った後の新緑、深緑も美しく、境内に並ぶぼんぼりとの相性も抜群!
また、桜の花期が終わる頃から紫陽花が咲く頃にかけては、つつじの花も見ることができます。

写真:古都の U助

本殿の傍にある授与所の周辺には例年大きな紫陽花の鉢植えも登場。こちらの授与品には鯉をモチーフとしたお守りがあり、鯉は滝を登ると龍になるとの伝説から「出世鯉」とも呼ばれ縁起が良く、「恋」と音が同じことから恋愛成就のご利益があるといわれています。

睦弥稲荷神社と誕生水弁辯天社

写真:古都の U助

右側は六孫王神社の境内一画にある睦弥稲荷の鳥居と、左側は誕生水弁辯天社。それぞれこじんまりとしてますがとても風流なお社です。
誕生水弁辯天社は、祭神である経基公が嫡子・満仲誕生の際、琵琶湖の竹生島弁辯天より弘法大師作とされる弁辯天像を請来したのがその起こり。誕生水弁辯天社は1年に1度だけ、6月13日に御開帳され、「弁財天御神像」のお姿を拝することができます。例年、紫陽花の見頃と時期が重なるので、ぜひ予定を合わせてみてはいかがでしょうか。

写真:古都の U助

緑に包まれる頃の境内は、美しい新緑と朱色の鳥居や池に架かる橋の色合いとのコントラストも楽しめます。写真の橋は通称「恋の架け橋」と呼ばれ、縁起も良く見た目もとても風流なもの。緑に囲まれた姿も絵になります。

兒水不動尊と電車と紫陽花

写真:古都の U助

また、六孫王神社から線路に向かい北へ進むと兒水不動尊(ちごのみずふどうそん)を祀る小さなお堂もあります。暑くなる前の季節、ぜひ紫陽花とともに風情ある水の景色をお楽しみ下さい。

六孫王神社の基本情報

住所:京都府京都市南区壬生通八条角
電話番号:075-691-0310
アクセス:
JR・近鉄京都線・地下鉄烏丸線「京都駅」より徒歩約15分
JR「梅小路京都西駅」より徒歩約15分
市バス17系統「六孫王神社前」より徒歩1分
2020年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
六孫王神社(外部リンク)
http://www.rokunomiya.ecnet.jp/

【LINEトラベルjp・ナビゲーター】
古都の U助

提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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