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YUKI『広末涼子主演のドラマ主題歌は、音楽に恋する女の子のラブソング!』

ソロデビュー10周年イヤーを経たYUKIの2013年・第1弾シングル「STARMANN」は、広末涼子主演ドラマ『スターマン・この星の恋』(フジテレビ系)の主題歌として書き下ろしたミディアムテンポのラブソング。

ドラマの脚本からアイディアが、恋する女の子のラブソング

  • シングル「STARMANN」

    シングル「STARMANN」

――YUKIさんがドラマの主題歌を手がけるのは、6年ぶりですね。
YUKIはい。テレビアニメのオープニング「坂道のメロディ」や映画の主題歌「わたしの願い事」はやらせていただいていたんですが、ドラマの主題歌は『パパとムスメの7日間』(TBS系)の主題歌「星屑サンセット」以来になります。

――ドラマの脚本を読んでから制作に入られたそうですが、脚本からどのような主題歌のイメージやアイディアが浮かんできましたか?
YUKI脚本を読んだとき、私は主人公の思いにとても惹かれました。自分の目の前に突然現れた星男(福士蒼汰)に恋をした佐和子(広末涼子)の、ずっと彼の傍にいたい、いつまでも彼の傍にいたいという一途な思いや願いがまっすぐに伝わってきたので、ラブソングにしよう、と。そこから膨らませて、音楽の魅力に捉われた女の子を主人公にした物語を歌詞にしたいというアイディアもすぐに浮かんできたので、“STARMANN=音楽”というふうに置き換えて、音楽に強力な恋をした女の子を主人公にした歌詞を書き始めたら、どんどん面白くなってしまって。あっという間に書いてしまいました。ドラマのなかの佐和子の気持ちと、音楽に恋をしてしまった女の子にとって、“STARMANN”はいつでも私を踊らせてくれる存在だから、どこにも行かないでと願う気持ちを重ね合わせました。

――サビの部分には、ドラマのタイトルが入っていますね。
YUKIせっかく6年ぶりに主題歌を作らせて頂けるのだし、ドラマと主題歌の距離をグッと近づけたくて。ドラマと主題歌が相思相愛のような関係を作ってみたいと思ったんです。たとえば、何年か経ったあとでも、主題歌になった曲を耳にすると、そのときに観ていたドラマのワンシーンや印象的な台詞を思い出したり、当時の自分のことまでもが蘇ってきたりしますよね?その曲がいろいろなものごととリンクして、まるで自分を別世界へ連れて行ってくれるような感覚に陥ってしまう。そういう繋がりって、なんだかいいなと思いました。

生演奏でレコーディングを――鼓動を感じてもらえると思う

――ちゃんと歌詞に耳を傾けたくなる歌、歌詞に込めた思いがじんわりと伝わってくる歌だと思いました。
YUKI音楽には、耳から入ってくる音だけの世界に入り込んで聴くおもしろさもあるけれど、私は音楽を聴くとき、歌詞の文字を確認しながら、あれこれ想像をして聴くことも好きなんです。歌詞を書いた人はこういう思いで書いたんじゃないかなとか、この言葉には他の意味も重ねられているんじゃないかなとか、あれこれ想像しながら聴いていたい。歌詞に触れることで、私はその歌を身近に感じることができるんです。「STARMANN」を聴いてくれる方たちが、歌詞を手にしながら、あれこれ想像を膨らませてくれたら、とても嬉しいですね。あと、私はラジオを聴くのが好きなので、こんな曲がラジオからかかってきたら嬉しいなというイメージもありました。ラジオから流れてくる歌は、リスナーと1対1の関係を作ってくれるので、身近な歌になってくれるんですよね。

――カップリングは、昨年行った全国ツアー『BEATS OF TEN』で披露した未発表曲「君を束縛したいのです」のニューバージョンです。
YUKI「STARMANN」も「君を束縛したいのです」もラブソングだし、1枚のCDに入っても、2つで1つに感じられるような相性のよさを感じたので、カップリングに「君を束縛したいのです」を選びました。今回のシングルは、2曲とも同じメンバーで、生演奏でレコーディングをしているので、人が集まったときに生まれる熱のようなものや鼓動を感じてもらえると思います。

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