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10thシングルで描く、大人になった=LOVE 成長を感じる指原Pの“仕掛け”とは

=LOVE10thシングル「The 5th」

10thシングル「The 5th」を発表した=LOVE

 指原莉乃がプロデュースする11人組アイドルグループ=LOVE(イコールラブ)が、10thシングルとなる「The 5th」を発表した。本楽曲は、2ndシングルで人気曲の「僕らの制服クリスマス」から5回目のクリスマスを描いたアフターソング。過去とリンクした歌詞やMVについて、また、10月のライブにて発表された=LOVE、≠MEに続く指原プロデュース第3のグループへの思いを、大谷映美里・大場花菜・佐々木舞香・高松瞳・瀧脇笙古・諸橋沙夏・山本杏奈の7人に聞いた。

デビュー1年目シングルとリンクする歌詞も「自分たちの成長も共に描かれている楽曲」

  • 高松瞳

    高松瞳

――新曲のタイトル「The 5th」は、2017年発売の2ndシングル「僕らの制服クリスマス」から“5回目”のクリスマスを描いている、という意味合いがあるそうですね。

瀧脇笙古 最初は、10枚目のシングルなのに“5th”?って思ったんですけど(笑)、2nd シングルの時が1回目で、そこから“5回目のクリスマス”=「The 5th」ということで、意味が深いタイトルなんだなと思いました。

大谷映美里 「僕らの制服クリスマス」を思い浮かべながら、リンクさせて聴いていただけるんじゃないかなと思います。

――「僕らの制服クリスマス」で初めてクリスマスを一緒に過ごした2人が、5回目のクリスマスを迎えるというストーリーですが、両曲のつながりや変化は感じますか?

山本杏奈 前は「コンビニケーキと冷めたチキン」だったところが、「バスケットのチキンと大きいホールケーキ」になっていたり、「グレンチェックのマフラー」だったプレゼントが「薬指リング」になっていたり。2ndシングルは学生の物語だったんですけど、今回は大人になっていて。私たちメンバーも、学生があと2人だけになって、自分たちの成長も共に描かれている楽曲かなと思います。

佐々木舞香 歌い方も大人っぽくなったなって思います!

高松瞳 「僕たちには 大人すぎるワイン」という歌詞があって、大人にはなったけど、まだなりきれていない感じもあって、いいなって。

諸橋沙夏 「僕らの制服クリスマス」の時の衣裳が、今回の歌詞にも出てくる「ギンガムチェックのスカート」だったので、そういった部分はリンクしているなと思います。

大場花菜 彼女の好きなところを「楽しい気持ちを 抑えられないとこ」と明確に言っているのは、相手のことを深くわかってきたからこそなのかなって感じました。

「イコラブに入ってなかったらこんなクリスマスを…」妄想広がる憧れシチュエーションがMVで実現

―― “5回目の冬”を舞台にしたMVでも、大人になった11組のカップルが描かれていますね。

高松瞳 最初に、私が荷物を抱えながら走っているシーンがあるんですけど、それは「僕らの制服クリスマス」のMVともつながっていて。あの時と同じように、グレンチェックのマフラーを巻いているのもポイントです。あと、ダンスシーンがすごくキレイなんですけど、撮影の時に小雨が降っていて、みんなの髪の毛の巻きがだんだん取れていって(笑)。でも、それも雰囲気が出ていていいなと思いました。

瀧脇笙古 1人1人のシーンではそれぞれ設定があったんです。私は、初々しいカップルということで、ドキドキ感を出すようにしました。

大谷映美里 私のシーンは、オフィスで1人残業をしている時に、彼がケーキやプレゼントを持ってきて、一緒にクリスマスパーティーをする、という憧れのシチュエーションでした。私がイコラブ(=LOVE)に入っていなかったら、こういう生活をしていたかもしれないな、なんて思ったりしました。

山本杏奈 私はキュンキュンする演技が得意じゃなくて…。相手役の“彼”の名前を何にしようって考えた時、一番笑顔になれると思ったのが、愛犬の名前の“モカ”だったんです(笑)。モカを思い浮かべて、笑顔で振り向く演技をしていました。

佐々木舞香 「僕らの制服クリスマス」の時は演技がほとんど初めてだったので、緊張していて。でも今回は、みんなそれぞれとっても可愛くて、そのコらしく演技をしていて、観ていてキュンとなります。

瀧脇、初のセンター曲で指原Pに感謝「自分をイメージして作ってくれたことが分かって嬉しい」

  • 大谷映美里

    大谷映美里

  • 瀧脇笙古

    瀧脇笙古

――カップリング3曲も指原さんが作詞を手がけ、それぞれ音嶋莉沙さん、大谷さん、そして初センター曲となる瀧脇さんがセンターを務める個性豊かな楽曲が揃いましたね。

佐々木舞香 「お姫様にしてよ!」の主人公は、いつか王子様が現れることを夢見て頑張っているところがすごくカワイイ。待っているだけじゃダメっていう“現実的お姫様”の感じも、女の子だったら誰でも共感できるんじゃないかなと思います。

大谷映美里 「Poison Girl」は、「不思議の国」をイメージした物語だということを指原さんから教えていただきました。私も、この曲に出てくるような小悪魔な女性に憧れているので、歌うことができてすごくうれしいです。

瀧脇笙古 「BPM170の君へ」の歌詞の中に「ランニング」というワードを見つけた時、私はマラソンが好きでランニングもしているので、「自分をイメージして作ってくださったんだな」ということが分かってすごくうれしかったです。BPMは音楽のテンポ(1分間の拍数)と心拍数(1分間に心臓が拍動する回数)のダブルミーニングになっていて、この曲はランニング初心者の方でも気持ちよく走れるBPM160ぐらいの早さになっています。男性のほうが“BPM170の君=女性”を追いかける歌詞がすごく新しいなって思いました。

後輩になる“新”グループ発表で刺激「一歩ずつ大きなステージに立って…」

――9月にはデビュー4周年記念コンサート「=LOVE 4th ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT」が、10月には姉妹グループ・≠MEとの野外合同コンサート「イコノイフェス2021」が開催されましたが、2公演を振り返っていかがでしたか。また、「イコノイフェス」では=LOVE、≠MEに続く第3のグループの始動が発表されました。心境はいかがですか?
  • デビュー4周年記念コンサート「=LOVE 4th ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT」の様子

    デビュー4周年記念コンサート「=LOVE 4th ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT」の様子

大谷映美里 会場が大きくなっていくにつれ、本当にうれしいし、幸せだなって。「イコノイフェス」ではノイミー(≠ME)ちゃんのすごさを感じたし、第3のグループができることで、刺激をもらう機会がもっと増えると思います。私たちは一番先輩ということで、カッコイイ背中を見せていきたいし、実力をもっと身に付けられるように頑張りたいです。

諸橋沙夏 私自身、歌がすごく好きなので、歌の上手いコが入ってきてくれたらメッチャうれしいなって思います。自分にとってもすごくプラスになるし、刺激をもらえるし。本当に上手かったら習いたいなと思うぐらいです(笑)。

大場花菜 イコラブのイメージは、“ピンク、キラキラ、王道、オシャレ、カワイイ”、ノイミーちゃんは“エメラルドグリーン、フレッシュ、青春、爽やか、疾走感”みたいな感じなので、第3のグループはどんなコンセプトになるのか楽しみです!
――=LOVEもいよいよ5周年イヤーに突入。今後の意気込みや2022年の抱負を聞かせてください。
  • デビュー4周年記念コンサート「=LOVE 4th ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT」の様子

    デビュー4周年記念コンサート「=LOVE 4th ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT」の様子

高松瞳 新しいグループもできるので、よりお姉さんらしく、でも新しいコたちに負けない勢いで活動していきたいなって思います。

諸橋沙夏 2022年は、街中がイコラブの音楽や映像で溢れるようになればいいなって思います!

大場花菜 『うたコン』や『CDTVライブ!ライブ!』など、ゴールデンタイムの音楽番組に出たいです。『ミュージックステーション』には出させていただいたんですけど、できればもう一度(笑)。

山本杏奈 今まで、「Zeppに立ちたい」とか「横浜アリーナのステージ」とか、いろんな場所を言ってきて、それが1つずつ叶っていって…。もっと大きな、さいたまスーパーアリーナや東京ドームとか、いっぱいあると思うんですけど、一歩ずつ大きなステージに立って、みんなで楽しんでライブができるようになるといいなって思ってます。

※高松瞳の「高」は“はしごだか”が正式表記

(取材・文/水白京)

10thシングル「The 5th」

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