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LINEが協力パートナーとして参加するオーディションでグランプリに、ストリーミング時代のスターを目指しab initioがデビュー

 LINE RECORDSが協力パートナーとして参加する、次世代のスターをソーシャルの力で発掘し、新たなバンドブームを作ることを目的としたオーディション『BANDWARS』で初代グランプリを獲得したab initio(アブイニシオ)が、新曲「歓喜」でデビュー。今作は、SMAPの「らいおんハート」や「SHAKE」の楽曲提供でも知られるコモリタミノルがサウンドプロデュース。オーディションの感想から、楽曲制作、ソーシャルを活用した今後のビジョンまで、メンバーとLINE RECORDSの事業プロデューサー・田中大輔氏が語った。
【Profile】
アブイニシオ。宮崎優人(G/Vo)、ナガハタショウタ(B)、乃村Nolan(G/Key)、中村勇介(Dr)。2009年結成。ライブハウスを中心に活動しながら、2015年には初の全国流通盤「もしもし、奇跡ですか」をリリース。今年7月に行われたオーディション『BANDWARS』に参加し、数百組の中から初代グランプリに輝いた。11月28日に「歓喜」でデビューを果たす。

「まさか」のグランプリ、「解散をかけて臨んだオーディションだった」

  • 宮崎優人(G/Vo)

    宮崎優人(G/Vo)

――オーディション『BANDWARS』グランプリ獲得、おめでとうございます。受賞した瞬間はどんな気持ちでしたか?
宮崎優人 ab initioの名前が呼ばれたとき、「まさか」という気持ちが先に立って、すぐに反応できなかったんです。そしたらギターの乃村が横で「よっしゃ!」ってガッツポーズして(笑)。

乃村Nolan (笑)いろいろな賞が発表されるなか、なかなか名前が呼ばれなかったから、「これは来るな」と。自信もあったんですよ。

宮崎 その自信、どこから来るんだよ(笑)。でも、解散をかけて臨んだオーディションだったので、すごく嬉しかったですね。バンドを続けてきて良かったなと。

審査はLINE LIVEの生配信、「コメント機能で反応が見えるのが新鮮」

  • ナガハタショウタ(B)

    ナガハタショウタ(B)

  • 乃村Nolan(G/Key)

    乃村Nolan(G/Key)

――ab initioの活動スタートは2009年。結成のきっかけは?
宮崎 最初のきっかけは高校の卒業ライブだったんです。そのときのライブハウスの店長に「この後はどうするの?」と言われて、だったら続けてみようかなと。ACIDMAN、ASIAN KUNG-FU GENERATION、ELLEGARDEN、BUMP OF CHICKENなどのコピーから始まったこともあって、当初はロック色が強かったんです。でも、2017年にドラムが脱退したことをきっかけに、音楽性を一から見つめ直して、J-POPに寄せようと思って。その後、勇介さんにサポートドラムとして参加してもらってから、今の形になっていきました。

中村勇介 ab initioとは何度か対バンしたことがあって、その時のイメージは完全にロックバンドだったんです。自分が加入してからはJ-POPの要素が強くなりましたね。

宮崎 僕はもともとジャニーズの曲やコブクロが好きだったし、親の影響でユーミンやサザンも聴いていたので、もとに戻ったと言ったほうがいいかもしれないです。ただ、音楽性を変えてからもバンドの活動はあまりうまくいかなくて。ずっとライブハウスを中心にした現場主義でやってきたんですが、お客さんも増えないし、限界を感じていて。その頃に『BANDWARS』を知って、これに賭けてみようと。
  • 中村勇介(Dr)

    中村勇介(Dr)

ナガハタショウタ 新たに始まったオーディションで、SNSを使った新しい取り組みなどもあって、面白そうだなという気持ちもありました。実行委員の方々(m.c.A・T、コモリタミノル、nao、山田孝之)も豪華だと思いました。

宮崎 LINE LIVEでの審査もあったんですが、僕らはライブの生配信は初めてだったんですよ。ライブハウスとは勝手が違うので、最初は「どうやったらいいんだろう?」と思っていたんですが、コメント機能で反応が見えるのがすごく新鮮で。

ナガハタ 見ている人が「いい曲!」とコメントをくれたり、ハートマークを送ってくれたりして。予想以上に多くの人が見てくれたのも嬉しかったし、今後も積極的にやっていく予定です。

求めるのは「ソーシャルサービス上でも戦えるアーティスト」

――LINE RECOREDSの事業プロデューサーである田中大輔さんにもお聞きしたいと思います。『BANDWARS』の基本的なコンセプトは?
田中 昨年行った『LINEオーディション2017』でもLINE MUSIC、LINE LIVEを使った審査を行ったのですが、さらに発展させてソーシャルも生かした新しいチャレンジが『BANDWARS』だったんです。今は“いい曲を作れば何とかなる”という時代ではなく、リスナーの立場を理解し、それに合った発信方法も必要になっている。その状況を受け、ソーシャル上でも戦えるアーティストを発掘したいという意図もありました。重要なのはコミュニケ―ションだと思うんですよ。ライブハウスも観客とのコミュニケーションを図る場所ですし、それがソーシャルまで広がり、リスナーと直接やりとりできるようになっているので。

――実際、オーディションを通して、バンドの音楽がさらに多くのリスナーに伝わっている実感はありました?
ナガハタ ありましたね。最終審査のときは数十万人の人が見てくれて。ライブハウス規模ではありえないことだし、そのなかの1割に刺さるだけでもすごいことなので。

田中 ab initioはライブ自体に光るものがあったし、丁寧に歌を届ける、実直に言葉を伝えようとする姿勢もすごく良くて。楽曲の魅力を含めて、総合力が高いバンドだと思います。

宮崎 僕らはド真面目なので(笑)、曲をしっかり伝えるということをずっと続けてきたんです。それさえ守っていれば、あとはお客さんと一緒に楽しめばいいのかなって。

「第一線で活躍されている方の目線は全然違う」コモリタミノルのアドバイスに感激

  • LINE RECORDSの事業プロデューサー・田中大輔氏

    LINE RECORDSの事業プロデューサー・田中大輔氏

――デビュー曲「歓喜」は、オーディションの実行委員の一人であるコモリタミノルさんがサウンドプロデュースを担当。
田中 コモリタさんはオーディション中もab initioに対して積極的に発言されていたし、サウンドプロデュースも自然な流れでしたね。オーディション後もバンドの活動を支えていただけることは、私たちとしても非常にありがたいです。

宮崎 楽曲の制作は今年の夏頃。「“歓び”“幸せ”を温かく歌いたい」というテーマで作り始めました。LINE RECOREDSのスタッフとも何回もやりとりを重ねて、1カ月半くらい制作に集中して。かなり大変でしたけど、良い曲になったと思います。

乃村 コモリタさんと一緒に制作できたことも大きかったですね。僕が作ったフレーズに的確なアドバイスをくれて、さらに良くしていただいて。

宮崎 9年間の活動の中で身に付けた知識もあるとは思うんですが、第一線で活躍されている方の目線は全然違っていて。すごく勉強になりました。

ナガハタ リズム隊に関しては「隙間を作ったほうがいい」という意見をもらって。最初は「これでいいのかな?」と思ったんですが、完成してみるとすごくハマっていましたね。

中村 ドラムもフレーズを増やさず、シンプルに叩くことを意識していました。

――歌を際立たせるためのアレンジなんですね。
宮崎 そうですね。歌録りにもコモリタさんに立ち会っていただいて、具体的なアドバイスをもらいました。いい経験になったし、今後の制作にも生かせると思います。

デビュー後の目標は「LINE MUSICで毎月、新曲をリリース」

――最後に今後の活動のビジョンについて教えてもらえますか?
田中 まずは音楽ストリーミングサービスである「LINE MUSIC」を筆頭にどんどん曲を配信していきたいと思っています。それを介して、リスナーの方々とのコミュニケーションも充実させたい。そのためにはLINEの様々なエンターテインメント・サービス、SNSをさらに生かすことが大事かなと。これまでのアーティストの成功例をマネしても、この先は通用しないと思うんですよ。海外ではメジャーレーベルと契約せず、ストリーミング配信だけでグラミー賞を取ったチャンス・ザ・ラッパーのようなアーティストも登場していますし、今後は日本でもパラダイムシフトが起きると思っていて。特に2020年以降、通信のインフラがさらに進化すれば、スマホで動画や音楽を楽しむことが完全に当たり前になりますから。今からしっかり準備を進めて、ストリーミング時代における新しいスターを輩出したいですね。

ナガハタ 今の目標はLINE MUSICで毎月、新曲をリリースすること。これまでお世話になってきたライブハウスを大事にしながら、音楽業界を変えるくらいの意気込みで活動したいです。

宮崎 ab initioの特徴は染み込んでいくような曲だと思っているんです。たくさんの人たちの生活に溶け込みながら、自分たちの曲が染み込んで、明日も頑張ろうって思えるきっかけになれば嬉しいです。

(写真:草刈雅之 文:森朋之)
■LINE MUSIC ab initio 「歓喜」(外部サイト)
■LINE RECORDSオフィシャルページ(外部サイト)
■ab initio公式サイト(外部サイト)

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