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【ポルノグラフィティインタビュー】余裕よりも必要なもの「燃え尽きるまでやって、初めて伝わることがある」

ポルノグラフィティらしい!? “嘘”でわかる“いい人”ぶり

――そのポルノグラフィティの男気やロック魂が、ストレートに現れた2曲だと思います。「真っ白な灰〜」の実体験エピソードのように、「LiAR」にちなんだ話もお聞きしたいのですが。最近、嘘をついた、つかれた出来事はありますか?
岡野昭仁 ええっと、最近ジムに行ってまして。トレーナーの方が、「岡野さんは膝が曲がりやすいので、ふくらはぎのストレッチができる器具に家で乗ってくださいね」って教えてくれたので、僕はそれを買ったんですよ。で、翌週ジムに行ったら「あれ? まだ曲がってる。ちゃんと乗ってます?」と言われて、買ったものの全然乗ってないことを思い出して(笑)。でも言い出せず、「おかしいなぁ、乗ってるんだけどなぁ〜」みたいな。そういう嘘はついてます(笑)。
新藤晴一 あるね。僕も整体に行くんだけど、カリスマのおじさん整体師の人とかって、直接患部を触らずに関係無さそうなふくらはぎを触って「ここを緩めると肩が楽になるでしょ?」とか言ってくるんですよね。腰が痛いのに足の親指を触って「ここです」みたいな。「楽になったでしょう!」って言われると、全然変わってないのに、「はい!」みたいな(笑)。「なんか軽くなった気がします」とか言っちゃうんですよねぇ。
岡野昭仁 それ、すげえわかるわ〜。そこで「いや全然」とか言えないわな(笑)。

広島でのカープイベントに出席、晴一は始球式に参加し大緊張!

――人の良さがわかるエピソード(笑)。そんなポルノグラフィティは最近、カープにまつわるお仕事も多いようで。晴一さんは先日、球場で始球式もつとめたそうですね。
新藤晴一 はい。18年のキャリアで初めてマネージャーに「取って来て」と言った仕事です(笑)。もちろん始球式に出させてもらうのは光栄なことなんですけど、そのあとの試合が観たかったし。でも、さすがにすっごい緊張しましたよ! ギチギチに身体を調整した選手たちの真剣勝負に、俺なんかが入ってきて申し訳ないなぁ、みたいな気になったり。

――そして広島で行われる、広島出身ミュージシャンによるカープ優勝祝いイベントライブ『VIVA!真赤激!』にも出演されるそうで。
岡野昭仁 奥田民生さんが声をかけてくれたんです。民生さんとはプライベートでお会いしたことはあったけど、ライブでご一緒したいとずっと思ってたので、実現するのは本当に嬉しいんですよね。くるりも大好きなバンドだし、岸田くんと出るのが楽しみ。

――なかなか趣深いイベントになりそうですよね。またポルノグラフィティのライブでも、今回の2曲を生で聴けるのを楽しみにしております!
岡野昭仁 はい。僕らも早くみんなにライブで聴いてもらえるよう、頑張ります!
(文/川上きくえ)

『LiAR』ビデオクリップ(Short Ver.)

『真っ白な灰になるまで、燃やし尽くせ』ビデオクリップ(Short Ver.)

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