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Stella.J.Cのデビューイベントに潜入! 海外からビッグアーティストも来日

 昨年9月に設立されたレーベル「Mono Creation」は、CASIOとKADOKAWAの強みとノウハウを組み合わせ、固定観念にとらわれない自由なスタイルの音楽を提供。これまでに、Emily Styler、Lee Ayurと個性溢れるアーティストを排出してきた。同レーベルの第3弾アーティストとしてデビューしたStella.J.C(ステラ・ジェー・シー)が、10月23日にビルボードライブ東京でリリースパーティを開催。ORICON STYLEでは、同イベントに潜入取材を敢行し、Stella.J.Cの魅力に迫る!

心地良い音楽と歌声で、ゆったりとした時間を演出したライブステージ

 Stella.J.Cは、幼少より培ったクラシックピアノのサウンドをクロスオーバーにブラックミュージックをベースとしたサウンドが特徴。コンピレーションアルバム『Colors of Life by Mono Creation』にサウンドプロデューサーとして参加し、注目を集めた。イベント当日には、Stella.J.Cが作曲した待望の新曲「Stronger Every Day」がiTunesで発売された。Stella.J.Cは、ピアニスト兼コンポーザーだが、日本ではコンポーザー名義で作品が発売されることは珍しい。それも固定観念にとらわれない音楽レーベル「Mono Creation」だからこそ成せた技だ。

 この日は、Stella.J.Cの新曲に参加したピアニストの平戸祐介、ギタリストの関口シンゴもライブに参加。「シルクの声を持つジャズ界のプリンス」「新世代のフランク・シナトラ」などと評されるオランダ出身のジャズ歌手、ウーター・ヘメルも駆け付けた。ウーターは「素晴らしいバンドと一緒にステージに立てて嬉しい」と久しぶりの再会と演奏に、胸を弾ませた。

 ライブでは、「本日発売しましたが、皆さんに聴いてもらえると嬉しいです」(Stella.J.C)と新曲「Stronger Every Day」を披露。心地良いメロディに伸びやかなウーターの歌声が鳴り響き、しっとりとした空間を演出。日常を浄化する美しく力強い音色と歌声は、観客の耳を捉えて放さない。サビでは、ウーターの情熱的な歌声に誘われるかのように、Stella.J.Cのキーボードの音色も踊り、思わず2人の世界観に引き込まれてしまう。同新曲ほか、関口シンゴのソロアルバムに収録されたウーターとの共作曲「who you gonna hold tight」とウーターのオリジナル曲「Breezy」、全3曲を披露した。Stella.J.Cは「今日、この日をずっと待ち望んでいたので、迎えられて嬉しい」と笑顔を見せ、緊張からか少し震えた声で、「いつも支えてくれるスタッフや応援してくれるファンの皆さんのおかげです。ありがとうございます」と感謝。来場者は、お酒や食事を楽しみながら、ゆったりとした時間を楽しんだ。

 またStella.J.Cは、10月5日に発表された最もジーンズが似合う有名人”を選ぶ第32回『ベストジーニスト2015』で、「一般新人部門アーティスト賞」を受賞。同受賞を記念し、平戸祐介より花束が手渡され、「このような賞がもらえて、すごく嬉しいです」と喜んだ。『ベストジーニスト』では、受賞者たちがサインした「ベストジーニスト オリジナルTシャツ」を東日本大震災のチャリティオーディションに出品している。Stella.J.Cも同オークションに参加しており、「ウーターのサインを貰っていいですか?」と呼びかけ、「もちろん!」(ウーター)と心良くTシャツにサインした。

リスナーの為の音楽学校「RON’S ROOM」とは……斬新な新企画も発表

 同イベントでは、Stella.J.Cが所属するレーベル「Mono Creation」の梶浦正則氏、「GOON TRAX」の寿福知之氏、「origami PRODUCTIONS」の対馬芳昭氏、「POPGROUP」の坂井田裕紀氏、「JAZZY SPORT」のmasaya fantasista氏の5人による座談会も行われ、貴重な話が聞けた。梶浦氏は「レーベル間の繋がりを強固にすることで、みんなでひとつのイベントを作り上げていくことから始まった」と今回のイベント開催に至った経緯を説明。対馬氏は「各レーベルが切磋琢磨していても、別の業界に勝てない。誰が一番というのを競い合っている時代ではない」と音楽シーンの現状を語り、「音楽は楽しいものだと伝えることが重要。その楽しい音楽を世界に向けてアピールしていきたい」と熱い想いを語った。

 そんな想いから生まれ企画が、音楽の聴き方を提唱するリスナーのための音楽学校「RON’S ROOM」。「リスナーとして一番クオリティの高いのはアーティスト自身。アーティストは、音楽を奏でるプロだけでなく、聴くプロでもある。ミュージシャンの楽曲にまつわる話を身近に聞くことで、より楽曲への興味も広がる」とわかる人だけが聴く音楽ではなく、わかる人に聞き音楽を聴くという画期的な試み。この日は実際に、関口シンゴ(G)、Shingo Suzuki(B)、スギヤマケンイチロウ(Dr)らが演奏し、ハイハットなどの“リズムの捉え方”をレクチャー。「よくわからないけど、今更聞けない……」「そんな楽しみ方があったんだ!」と、新たな発見や音楽の楽しみ方が知れ、来場者も楽しんでいた。今後、「RON’S ROOM」はWEB上で展開される。

Stella.J.Cらも愛用の「Privia」 ライブに最適なプロクオリティ

 今回の素晴らしい舞台にひと役買ったのが、Stella.J.Cのレコーディングでも使用されたCASIOの人気シリーズ「Privia(プリヴィア)」のPX-5S。「Privia」は、グランドピアノの音質と自然な弾き心地の鍵盤タッチを徹底的に追求。ピアノ演奏をもっと手軽に楽しみたいという想いに応えるデジタルピアノ。初心者はもちろん、ステージやスタジオで真価を発揮する多彩な機能を搭載し、ライブに最適なプロクオリティの演奏を実現。軽く持ち運びにも適しており、スタイリッシュなデザインが特徴。

 座談会で梶浦氏は「『Privia』の祖先である『カシオトーンCT-201』が1980年に開発され、その遺伝子は脈々と受け継がれてきた。1つの楽器にいろんな音が入っていれば、誰でも簡単に音楽を楽しめる。その想いのもと、CASIOは現在まで楽器を作り続けてきました」と語っていた。あなたもCASIOの伝統と技術が詰まった楽器を試してみてはどうたろうか。
Stella.J.C オフィシャルサイト(外部サイト)
Privia オフィシャルサイト(外部サイト)

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