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大原櫻子「ここまで変わって大丈夫かなって…」 広瀬すずとの“双子”エピソードも明かす

(広瀬)すずとは「双子ってバラしちゃう?」って冗談を言ってます(笑)

――ちなみにボブといえば、SNSに投稿した広瀬すずさんとのツーショット写真が、“双子みたい”と評判になっていますね。
大原 すずとは「いい加減、2人は双子って、隠さずにバラしちゃう?」って冗談を言いながら楽しんでます。しかもこの間、すずがいろんなアングルから撮った2人の同じような画像をわざわざくっつけて送ってくれて、もはやネタとして面白がっていますね(笑)。でも、私とすずって顔だけじゃなく声やしぐさも似ているみたいで、うちの姉も「櫻子とすずちゃんは動作が連動してる」って言うんですよ。年は私が上なんだけど、見た目も中身も幼いから、年下のすずとちょうど同い年ぐらいに見えるのかもしれない。私、今でも下手すると、中学生に見られますからね(笑)。

――月9ドラマ『恋仲』でも、見事に中学生時代の七海を演じてましたもんね。あのギャップには驚きました(笑)。
大原 七海は“ブチャイク”な役だったので、太い眉毛とメガネ、おさげっていう設定は決まっていたんですが、歯の矯正は私のアイディアなんです。どうせやるなら綺麗になった時の変化が大きいほうがインパクトが出るなと思って。さっきも言いましたけど、自分がいろいろと変わることが好きで、“大原櫻子を見て”というよりは“今日はこの私を見てください”っていう気持ちが強いんですね。だから逆にオフのときは何も飾らず、いっそパジャマのままでいたいぐらい。髪型をずっとボブにしているのも、何色にも染まれるようにつねに“無”でいたいからかもしれないです。

――でも2年前のデビュー時から比べると、顔立ちは大人っぽく変わりましたよ。
大原 それは最近、よく言われます。「プライベートで何かあった?」って聞かれるんだけど、特に何もない。顔だけ成長期なんですかね? 本当は身長が伸びて欲しいんだけど(笑)。

――その“成長”はやはりここ2年間の密度の濃さと経験値による変化ですよね。公私共々、激変したと思いますし。
大原 そうですね。でも私自身は全然変わってないところと、すごく変わった部分の両方あるんですよ。変わってないのは自己中なところで、昔も今も歌とかお芝居とか、好きなことに関しては他を全部捨ててもいいっていうぐらい夢中になるところは同じ。逆に変わったのは人に頼れるようになったこと。自分ひとりでは動けないし、ひとりで動いたら怖いってこともわかったので、人の力を借りることも大事だなっていうのは実感しています。ただ、もうすぐ20歳になるので、頼ってばかりでもダメだなと思っていて。そこをどう脱皮していくか、いま狭間の時期なんですよね。

私の音楽を美味しく食べてもらえるように頑張ります

――20歳ってまさに子どもと大人の中間期ですからね。歌手として、女優としては、どんな部分が変わったと思いますか?
大原 自分の中の引き出しというか、表現力の幅は昔より少し増えたかなと思います。そのきっかけになったのはやっぱりお仕事で知り合う方やファンの方など、人との出会いでいろんな人と触れ合うことが自分の糧になっているし、これからもそこは一番大切にしなきゃいけないことだなと。

――ちなみに自身のラジオ番組でいろんなカバーを披露してますけど、演歌とか男性曲だと、オリジナル曲のときの透明感のある歌声とはガラッと変わりますよね? 力強いというかちょっと凄みがある感じで。
大原 ホントですか? 実は私、結構、歌謡曲や演歌も好きで、『カノ嘘』のオーディションのときは美空ひばりさんの「愛燦々」を歌ったんですよ。だから、そこを褒めていただけるのはすごく嬉しいです。

――10月から秋の全国ツアーもスタートしますが、何か目標は立てています?
大原 前回の春ツアーでお客さんと触れ合ってみて、何となくMCの感じを掴めたので、今回もみなさんとのやりとりを楽しみたいです。あとはやっぱり体調管理。今回は「〜秋櫻タルトを召し上がれっ☆〜」ってツアータイトルなので、私の音楽を美味しく食べてもらえるように、最後までバテないよう走り切りたいと思います。

――ツアー後はミュージカルの舞台も控えてますが、初舞台の意気込みは?
大原 これまで女優のお仕事は映画とドラマをやらせていただきましたけど、舞台のお芝居って映像とはまた全然違うじゃないですか。しかもミュージカルということですべてが初挑戦なので、新たなスタートのつもりで頑張りたいですね。

(文/若松正子 写真/尾鷲陽介)

ヘアメイク:植木歩
スタイリスト:赤石侑香(辻事務所)

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