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LinQ『激戦区「福岡」から見たご当地アイドルシーンについても語る!』

昨年メジャーデビューを果たした福岡発のアイドルグループ、LinQ。メンバーから福岡県産いちじく「博多とよみつひめ」のキャンペーンでオリコンを訪れた原直子、天野なつ、岸田麻佑の3人を、2年ぶりにインタビュー。4thシングル「ナツコイ」が自己最高の売上を記録し、勢いに乗る彼女たちの“今”を探る!

ライブの“手作り感”が魅力 小道具は自分たちで制作

  • オリコンを訪れた(左から)原直子、岸田麻佑、天野なつ

    オリコンを訪れた(左から)原直子、岸田麻佑、天野なつ

――「博多とよみつひめ」の応援隊は今年で3年目。昨年メジャーデビューしましたが、相変わらず福岡のPR活動に積極的ですね!
原直子前回までは地元の福岡で「博多とよみつひめ」のキャンペーンをしていたんですけど、東京でイベントをやらせていただくのは今年が初めてなんです。東京の方、関東の方にもたくさん食べていただけるように、しっかりキャンペーンしたいです。
天野なつ1年目のころは、私たちはまだインディーズだったんです。今年はメジャーデビューして初めてで、「博多とよみつひめ」も関東で初のイベントができるということで、一緒に全国区になれたらいいなって思っています。
岸田麻佑たぶん、いちじく自体を食べたことがない人が多いと思うんです。でも「博多とよみつひめ」は、すごく甘くて食べやすい食感! だから、若い子から大人の方まで、どんな方にも食べていただきたいです。

――メジャーデビューしてからどんな変化がありましたか?
前は福岡のアイドルグループというと、別のグループさんと間違えられることが多かったんです(笑)。でも今は、名前を言うと「知ってる!」って言っていただけることが増えましたね。
岸田ひとりひとりのパフォーマンスや意識も変わりました。私たちはメンバーが29人いるので、いくつかのグループに分かれてパフォーマンスすることもあるんですけど、少人数でもしっかり存在をアピールできるようになったなって思います。
天野でも、メジャーはやっぱり厳しさが違います! メジャーのアイドルさんはパフォーマンスもすごいし、体力もある。そういう方たちを見る機会が増えたので、私たちもみんなで話し合って、走り込みをしたりしています。ライブのセットリストや演出も、自分たちで話し合って考えるようになりました。

――今、全国でご当地アイドルが盛り上がっていますよね。特に福岡は激戦区といわれていますが、そのあたりは意識しますか?
あんまり意識してないです(笑)。「そういえば他の県より多いかな?」くらいの気持ちで。
岸田私は昨年、「全国『あまちゃん』マップ!あなたの町おこしキャンペーン」で福岡代表に選んでいただいたときに、全国にアイドルがいるんだなぁと思って。アイドルが自分の県をアピールすることで、その県が活発になるのはいいことなので、私たちも福岡を盛り上げたい! という気持ちが高まりました。
天野実際、福岡にアイドルファンの方も集まってくるので、盛り上がってるなって思います。他のアイドルさんを見に来た方が、LinQを見てくれたりすることもあります。私はもともと握手会に行くくらいアイドル好きで、他のアイドルさんにも詳しいので、いつも「歌うまい!」「ダンスうまい!」「演出すごい!」って思いながらパフォーマンスを見てますね(笑)。

――そんな中で、LinQの強みは何だと思いますか?
岸田私たち、すごく年齢層が広いんですよ。今、一番下が12歳、一番上が28歳で。
天野上の子たちが“Lady”、下の子たちが“Qty(キューティー)”というチームに分かれてて、曲も踊りも、同じグループとは思えないくらい違うんです。だから、ライブの1公演で、全然違う構成を楽しんでもらえるのが強みです。あと、“手作り感”も! 私たち、手作りで何かするのが好きなんです。
ライブの小道具を、ダンボールとかで作ってるよね(笑)。メンバーの成人のお祝いのときに、酒樽をダンボールで作ったり。そういうところは、メジャーデビューしても変わってないです。

新曲「ウェッサイ!!ガッサイ!!」はもふくちゃんプロデュース

  • 「ナツコイ」は自己最高の売上を記録

    「ナツコイ」は自己最高の売上を記録

――発売中の「ナツコイ」は、元気いっぱいの夏ソング。LinQの魅力が詰まっていますね。
私は、間奏でみんながフリーダムに踊るところが好きなんです。LinQってすごく和気あいあいとしてて、仲がいいんですよ。その雰囲気がすごく表れてるなって。
天野サビでビーチバレーをするみたいな振り付けがあるんですけど、それはメンバーのアイデアなんです。ライブでは、それをやるとファンの人がブロックしてくれて(笑)。そんなところにも、私たちの“手作り感”が表れていると思います。
岸田Bメロで腕をぶんぶん振り回すところも、LinQらしいなと思います。私たちはいつも「必死さがある」と言われることが多いので(笑)、「全力!」っていうのが伝わる振りだと思います。

――9月24日発売の新曲「ウェッサイ!!ガッサイ!!」はどんな曲?
天野前からメンバー同士仲良くしている「でんぱ組.inc」のプロデューサー、もふくちゃんプロデュースの曲です。MV制作をスミネムさん(でんぱ組・夢眠ねむによる映像制作ユニット)、衣装デザインもでんぱ組の相沢梨紗さんが担当してくださいました。九州弁全開の歌詞で、“九州女子!”って感じが好きですね。
岸田九州の女って気が強いイメージあるじゃないですか(笑)。そういう面も出しつつ、セリフ部分はちょっとかわいく言ってみたりして、両方の要素があるなって。
うん、ツンデレだよね(笑)。今の私たちのことを歌ってるような歌詞だから、気持ちも乗せやすいです。

――今後、やりたいことはありますか?
今回はでんぱ組.incさんとコラボできたので、また他のアーティストさんとコラボして、新しい一面を出してみたいです。
岸田私は全国ネットの番組を持ちたいです! 福岡の街を巡って、福岡の良さをアピールできるような番組がいいな。
天野私はLinQそのものを歌ってるような、自分たちの紹介曲が作れたらいいなって思います。でも、今の私たちにはまだ課題がいっぱい。テレビに出ても、メンバーの個性を出し切れてないときがあるから、まずはもっとインパクトが必要かなって。
もっと名前を知ってもらいたいよね。知らないグループのライブには、誰も行きたいって思わないだろうし。
岸田パフォーマンス力もまだまだ上げないと。「LinQって人数が多いグループらしいよ」じゃなくて、「人数が多くて、歌もダンスもうまいグループがいるよ」って言ってもらえるようになりたいです!
(文/加藤恵)

「博多とよみつひめ」のPRでLinQが来社!

関連リンク

【前回インタビュー】うわさの地方アイドル
【動画】LinQの強みはダンボール!?
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