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ORICON NEWS
ウカスカジー『サポーターに歌って欲しい――サッカー日本代表応援ソングについて語る！』
勝手に作り始めて、2年かけてオフサイドラインを飛び越えて実現しました（笑）
圧倒的なメロディーで様々な人々をマジックの様に繋げることのできるMr.Childrenの名曲の数々を作り上げた桜井和寿と、HIP HOPをこの国ならではのものに解釈し、“HIP POP”という新しいジャンルを生み出したオリジネーターのひとりであるGAKU-MC。そんなメロディーのポッププロフェッサーとリズムのポッププロフェッサーが、心から大好きなサッカーのために音楽を全力で投入した。こういう自然発生で生まれるビッグプロジェクト、素敵だし幸せです。
その幸せなユニットの結晶が、サッカー日本代表応援ソングの「勝利の笑みを 君と」。
「本格的に始めたきっかけはね、閃いたんですよ（笑）。GAKUくんと組んで、（サッカー日本）代表の応援ソングをやるべきだ！っていう。あと、♪オーオーってサポーターが合唱する景色が浮かんできて」（桜井和寿）
「まず『でも、手を出すな！』を作って。そのすぐ後に『勝利の笑みを 君と』を作り始めて、代表応援ソングにしたいっていう想いが凄いあって。ああいうタイアップってきっと頼まれて作るものだと思うんですけど、そういうことをまったく無視して勝手に作り始めて、2年かけてオフサイドラインを飛び越えて実現しました（笑）」（GAKU-MC）
「例えば何チャンネルのテーマソングとか、そういうほうが商売的にはいいのかもしれないけど、そうではなくて、とにかくサポーターが歌う。今回はたまたまブラジル大会の年ですけど、その次の年も、なでしこの時も、フットサル日本代表の時も歌えられるようなクラシックな応援歌になったらいいよねっていう想いは凄くありました。ほんとにサッカーに特化して、恥ずかしくなるぐらいサッカーの曲をやりたかったんですよね（笑）。応援ソングって、♪ウォウォオ～って、海外の名曲を日本のサポーターは歌ったりするんだけど、そうじゃなくて日本で作られたものを叫んでみて欲しいっていうか、スタジアムでこの雄叫び、アンセムが響いてて欲しいな、叫ばれて欲しいなっていう気持ちがあって」（桜井）
「とにかくシンプル、シンプルで（笑）。『シンプルだからこそいい！』みたいなとこに着地したんですよ、どの曲も作ってる時に」（GAKU-MC）
サッカーファン＆サポーターと一緒に撮影したMV
音楽は今、ステージとフロアの垣根が取り払われていて、サッカーはピッチとスタンドが一体化して勝利を引き込むスポーツだ。その意識が見事なまでに描かれている映像と音楽。本当のサッカーファンが心から作ったものは、音楽とスポーツの垣根を笑顔で超えて行く。
「撮影自体が本当に楽しかったです！ピッチが素晴らしかったので（笑）。『サッカーやりたいなぁ』って何度も思って」（GAKU-MC）
「スパイク持ってきたんでしょ？」（桜井）
「スパイク持ってこようと思って相談したら、『ダメです』って言われた（笑）」（GAKU-MC）
ウカスカジーの母体にあるのが、サッカーと音楽を共鳴させて様々なカルチャーを生み出すプロジェクト「MIFA」。彼らは新たなフットボールパーク（カフェやスクール込みのサッカー場）や、数々のサッカー選手などとの対談を繰り広げている。
そんな彼らのテーマパーク的なイベントが「MIFA CUP」。フットサル大会と球技エンターテイメントとライブがめくるめくなかで描かれて行くイベントを何とあの日本武道館で実現させた。そのライブの模様も、そして前述した「勝利の笑みを 君と」の特別バージョンも、UULAだけでたっぷり楽しめます。さあ、蹴る様に唄ってくださいっ！
（文：鹿野 淳［MUSICA］／MVオフショット写真撮影：夏井瞬［イイ人］）
『MIFA CUP 2014』のライブをUULAで独占配信！
4月5月に開催されたライブイベント『MIFA CUP 2014』のライブを、音楽・映画・アニメを楽しみ放題のアプリ・UULAで配信。このほか、「勝利の笑みを 君と［UULA限定ver.]」やUULAでしか見られないスペシャル映像も公開。
【UULA オフィシャルサイト】 http://uula.jp/sp/mifa
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