日本音楽著作権協会(JASRAC)は7月10日、新役員就任に伴う新体制発足会見を開催した。3月の会長選挙で再選され、4月1日付で就任していたいではく会長と、6月27日に開催した定時社員総会ならびに理事会、監事会の決議により再任した浅石道夫理事長は、ともに2期目に入る。 会見の冒頭であいさつに立ったいではく会長は、2年前に会長に就任した当初、全国の支部をまわり、JASRACの役所的という世間的な印象の払拭を職員に伝えてきたことを振り返りながら、「JASRACの仕事を世間的にわかりやすく伝えていきたい」とイメージアップを2期目の取り組みの1つとして掲げた。浅石理事長はJASRACの標語である“人に人権 音楽に著作権”の理念を説明し、「著作権は財産権ではなく人権。侵害を受けていれば保護が必要」と改めて強調。一方で、いではく会長とともに、徴収という一面ばかりが表に出ているイメージに対して、分配の透明性の高さを主張し、JASRACも適正な“普通の会社”とアピールした。

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  • JASRAC新体制発足会見に出席。ともに2期目となるいではく会長(左)と浅石道夫理事長
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提供元: CONFIDENCE

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