【Creators Search】LADYBABYやBABYMETALら手がけるMEG アイドルからラッパーまでロック軸で独自サウンドを展開
MEG氏のキャリアのスタートは、ロックバンド“ARTEMA”。“ラウドロック+EDM+ジャパニーズ・メロディー”をコンセプトに掲げたこのバンドは、2013年にメジャーデビュー。ジャンルを超越した音楽性、卓越した演奏テクニックで注目を集めたが、2016年に解散。その後、MEG氏は作家としても活動を始めた。彼の名前がクローズアップされたきっかけは、2016年4月に発売されたBABYMETALの2ndアルバム『METAL RESISTANCE』。収録曲「シンコペーション」の編を“MEGMETAL”名義で担当し、一気に注目を集めた。
2019年3月にリリースされた牧野由依のアルバム『UP!!!!』では、サウンドプロデュース、アレンジ、ミックス、さらにベース、ギターの演奏で合計8曲に参加。ライブのアレンジ、マニピュレーターとしても手腕を発揮している。ライブを見据えた制作ができることも、彼の大きな武器だろう。
(文/森朋之)
また、ピアノバンド・Weaverのアルバム『流星コーリング』、話題の高校生ラッパー・さなりのアルバム『SICKSTEEN』などにも参加し、活動の幅を徐々に広げている。ヘビーロックを軸にしながら、より幅広いアーティストの楽曲に対応できるクリエーターとして、さらなる飛躍が期待できそうだ。