【K-POP日本人メンバーの葛藤と挑戦】公園少女・ミヤ、メンバーの姉として手本になれるように
昨年9月にデビューした公園少女(GWSN)のミヤもそのひとり。公園少女は、日本人と台湾人のメンバー2人を含む7人組グループ。韓国だけでなく、世界での活動を視野にいれたグルーバルアイドルグループを掲げ、意欲的な活動を展開中。そんなグループのなかで、ラップとダンスを担当するミヤに、韓国デビューへの想い、アイドル活動における日本人としての苦悩や奮闘を語ってもらった。
日本で6年間カバーダンスチームで活動
ミヤ以前からK-POPに強い関心を持っていて、日本で6年間カバーダンスチームで活動しながら、VIXXやBTS(防弾少年団)のダンスをカバーしていました。そうしているうちにK-POPにより深い愛情が湧いて、私も韓国でアイドルとして活躍したいという夢を持つようになりました。公園少女でデビューできたことは本当にうれしいです。
ーーデビューまでには苦悩も多かったのでは?
ミヤ初めて韓国に来たときは、やはり言葉の問題が大変でした。でも、メンバーのなかに日本語が少し話せるソリョンちゃんとソギョンちゃんがいて、とても心強かったです。ラップの練習をしながら徐々に発音も良くなって、韓国語力が早く伸びた気がします。
ーー韓国エンタテインメントシーンで活動するにあたり、日本人であることのメリット、デメリットを感じることはありますか?
ミヤ日本人で良かったと思うのは、日本での生放送番組への出演やファンミーティングのようなとき、日本のファンのみなさまとスムーズにコミュニケーションができることですね。もし日本語ができなかったら、グループとしてのコミュニケーションも少なかったのではないでしょうか。デメリットも言葉の問題ですが、韓国での番組収録のときなど難しい言葉がでると戸惑うときもあります。でも、日本語が話せるメンバーたちのおかげで、韓国語の実力は少しずつ上がっています。
ーーグループのなかでのミヤさんのポジションは?
ミヤステージではガールクラッシュな姿を見せていますが、日常ではお姉ちゃんとしてみんなのお手本になれるようがんばっています。メンバーたちがよく付いてきてくれて、いつもありがたく思っています。
諦めないで粘り強く勇気を持って進んでいく
ミヤ個人としてはまず、公園少女のメンバーとしてすべてのステージで完璧なパフォーマンスをお見せしたいです。そして、グループとしてはもっともっとがんばって、ファンミーティングだけでなく、単独ライブを開催したいです。
ーー自身のモチベーションを保つために心がけていることはありますか?
ミヤ絵を描くことが好きで、忙しいときや疲れたときもヒマさえあれば描いています。絵のモデルは、主に私の猫だったり、メンバーのみんなです。絵を描いているとストレスも解消できますし、またがんばれるモチベーションにもなります。もし機会があればファンのみなさまを描いてみたいと思います。
ーー韓国デビューを目指す日本の若い世代が増えています。後進へのアドバイスやメッセージをいただけますか。
ミヤK-POPの人気や関心が高まっていくとともに、韓国でのアイドルデビューを目指している方も多くなっています。私もまだデビューしたばかりなので、アドバイスというよりは私の個人的な経験の話ですが、諦めないで粘り強く勇気を持って進んでいくと、どんな夢でも叶えられると思います。私も公園少女としてこれからもがんばります。K-POPスターを目指している方々も諦めないでがんばってください。私と公園少女はいつまでもみなさまの夢を応援します。
世界最大級のK-Cultureフェスティバル『KCON 2019 JAPAN』
5月17日(金)、18日(土)、19日(日)の3日間、幕張メッセ国際展示場ホールで開催。
公園少女は5月19日の『M COUNTDOWN』に出演。日本のファンを前にパフォーマンスを披露する。
■公式サイト:http://kconjapan.com/(外部サイト)