【Creators Search】登坂広臣やBTS(防弾少年団)ら手がけるSUNNY BOY、海外トレンドを取り入れJ-POPに新潮流
10代をハワイで過ごし、アメリカ、日本の音楽に親しみながら育ったSUNNY BOY氏は、HIP HOP、R&Bに傾倒し、トラックメイカー、ラッパーとして活動。上京後、プロデューサーの今井了介氏と出会ったことをきっかけに、2009年に音楽プロダクション「TinyVoice,Production」に所属。作詞、作曲、トラックメイク、ボーカルディレクションなどを総合的に行うプロデューサーとして活躍している。
アメリカのHIP HOP、R&Bをいち早く取り入れ、J-POPの新たな潮流を担っている彼の代表作は、安室奈美恵さんの「Hero」(2016年)。リオデジャネイロ五輪NHK公式ソングとして大ヒットした同曲の作詞作曲・プロデュースを手がけたことで、その存在が大きくクローズアップされた。
さらに2018年には、BTS(防弾少年団)のKTV・CX系『シグナル長期未解決事件捜査班』主題歌でドラマのために描き下ろされた「Don’t Leave Me」の作詞作曲を担当している。
2018年だけでも、SKY-HI、BLACKPINK、ゆず、SWAY、Aisha、SALU、DEAN FUJIOKA、湘南乃風、EXILE THE SECOND、ジャニーズWESTなど幅広いアーティストの楽曲に関わっているSUNNY BOY氏。海外のトレンドとJ-POPらしさを結び付ける彼の手腕はさらに多くのアーティストに求められるはず。今や日本を代表するクリエイターの1人と言っていいだろう。