「日本ならではのお風呂や温泉の文化がある」発見＆再発見

――お二人にとって「お風呂」とは？

生田僕はお風呂に入るのがすごく好きで、1日2回は入りますね。日々の生活の中に当たり前にあるものだと思っていたけれど、改めて考えるとすごく幸せなことなんだな、と思いました。この映画を通して、日常の中にある幸せを届けられればと思います。

橋本生田さんがおっしゃるとおり、当たり前の感覚だったので、今まではお風呂というものを深く考えたことがなかったな、と思いました。私たちって、産まれてすぐの赤ちゃんの時から沐浴して、お湯に浸かる気持ちよさを知っているんですよね。お風呂に入るだけで疲れが取れて、心身ともにスッキリ、リセットできるって、すごい。海外に行くと、ホテルの部屋にバスタブがなくてシャワーだけだったり、バスタブがあってもお湯をためられなかったり、ということもあるので、日本ならではのお風呂や温泉の文化があると思し、この映画のお話を初めて聞いた時から、「湯道」があってもおかしくないなと思いましたし、海外の人がこの映画を観たら、茶道や華道と同じように古くから湯道というのもあるんだ、と思ってしまうんじゃないかなと思うくらいリアルでもありました。

生田今回、岳くんとは同じ釜の飯、同じ釜の湯に入りましたし、まるきん温泉のセットで先輩方と一緒にお風呂に入ったことで、一気に心の距離が縮まったように感じました。

橋本裸のつき合いですね。

生田そう。一歩踏み込んでつながり合えたような気がして、それはすごく発見でしたね。全国津々浦々いろんなとこに銭湯があって、地元の人たちに愛されていて、社交場になってたりするじゃないですか。そういう一緒にお風呂入ることで人と人とがつながっていくのを改めて感じた撮影でしたね。

橋本予告編にもありますが、先に牛乳飲む人、お風呂で歌う人、お風呂のマイルールって確かにあるな、と思って面白いですよね。

――理想のお風呂は？

生田家のお風呂が総檜風呂だったら最高ですよね。やっぱり香りがいいですし、リラックス効果があってすごくいいと思います。

橋本私は露天風呂が好きなので、いつか自分の家に、防犯やプライバシー対策は必要になりますけど、窓のある浴室、露天風呂気分が味わえるお風呂をつくれたらいいなと思っています。

映画『湯道』2023年2月23日公開

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出演：
生田斗真　濱田岳　橋本環奈
小日向文世 / 天童よしみ　クリス･ハート　戸田恵子　寺島進
厚切りジェイソン　浅野和之　笹野高史　吉行和子　ウエンツ瑛士　朝日奈央
梶原善　大水洋介　堀内敬子　森カンナ　藤田朋子　生見愛瑠
吉田鋼太郎（特別出演）　窪田正孝（特別出演）　夏木マリ　角野卓造　柄本明

企画・脚本：小山薫堂（『おくりびと』）
監督：鈴木雅之(『HERO』シリーズ、『マスカレード』シリーズ)
音楽：佐藤直紀
配給：東宝

公式サイト：https://yudo-movie.jp/
公式Twitter：https://twitter.com/yudo_movie
公式Instagram：https://www.instagram.com/yudo_movie/

（C）2023映画「湯道」製作委員会